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アマプラにさえ加入していない僕がオーディオブックを聴く理由
サブスク動画 全盛の時代に一つも課金していない。
観ている時間がないからだ。読書に時間を全振りしたいと常日頃考えていた。
ポッドキャストでも本の紹介モノばかりをチェックしていた。それでも自分にフィットする番組は、なかなか見つからないものだ…。
超効率耳勉強法
そんな時、上田渉さんの「超効率耳勉強法」を読みました。
ここで少しこの本の紹介をさせてください。
著者について
偏差値30だったが 、耳勉強法を駆使して東大に合格している。大学在学中にオーディオブックを聴く文化を広げるため、株式会社オトバンクを創業、現在ではオーディオブックのプラットフォーム audiobook.jp を運営しておられます。
脳に負担をかけない
通常の読者の場合、①文字を目で見る、②文字を頭の中で音声に変換する、③言語として理解するという3つの工程を経て、内容が脳にインプットされる。
これに対しオーディオブックの場合は、①耳で音声を聴く、②言語として理解するという2つの工程のみでインプットが可能になる。文字を目で見るというプロセスが抜けているため、脳への負担が軽減できるという。
聴くコツ
一言一句 完璧に聴くのではなく、聴き流すぐらいの感覚で良いとのこと。全部聴き流してみて 頭に入ってこなかった内容は、そこまで重要ではないと考えればいいのでは。
⇒ 確かに、一言一句 聴き逃すまいと集中していると疲れるし、何も手につかない。
スキマ時間
著者の場合、起きている時間の1/3は耳のスキマ時間だと割り出している。その計算だと、7時間睡眠の人だと、5時間半以上は耳のスキマ時間ということになる。
⇒ 僕の一日の場合は、家事60分、身支度20分、通勤時間 往復40分、仕事中の運転時間60分で合計3時間、仕事の運転時間がなくても最低2時間はスキマ時間がある計算になる。
倍速倍理解
「倍速音声を聴くのと同時に同じ箇所の文章を読むことで記憶力と理解力を高める方法」
手順は以下の通り
①オーディオブックと同じ本を用意する
② 目で文章を読みながら、同じ文章を耳でも聴く
③ オーディオブックの再生スピードを2倍以上に早める
⇒ 僕も購入した本すべて でやりました!
普通に読むより速いし、理解もしやすかった!
読み終えたあと
この本を読み終えたその日に、オーディオブックの聴き放題会員になりました。今日でオーディオブックを開始して、ちょうど半年が経過した。想像していたよりも、聴いている内容が頭に入っていきます。
半年で74冊、ひと月に12~13冊聴いている計算です。普通の読書ペースも落ちていません。むしろペースが上がったかも。
文芸作品は1倍、文芸以外は1.2~1.5倍、倍速倍理解では2.2~2.5倍で聴いています。
本屋に足を運ぶ頻度は少し減った。その代わり、図書館に行くことが増えました。オーディオブックで昔の作品を聴いて、本屋に在庫がないことが多く、図書館へ探しに行っているからです。あと、ネットでの書籍購入が増えました。オーディオブックで聴いた作品の中で、実際に購入したのは8冊。割合的には10%もあるのです。
オーディオブックは僕の読書の可能性を広げてくれています。
皆さんもオーディオブックを聴いてみませんか?