研究と計算と行動と。世界的なヒットを生むエッセンスが凝縮『ピコ太郎のつくりかた』＋BOOK PROJECT Vol.13
今日の一冊
※読後本を１名様にプレゼントします。
本当に送りますのでドシドシご応募を！
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ピコ太郎のつくりかた
古坂大魔王 著
幻冬舎
目次
1. スキマで生き残る
2. 誰にもわからないこだわりと誰にでもわかる伝え方
3. 技術がヒットを生む
4. 世界でバズる方法
5. 世界と向き合うコスプレ力
6. 最終的には愛なのさ
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この本をオススメしたい方
・商品企画をされている方、したい方
・広報担当者、最新の広報戦略について勉強したい方
・ヒットの法則を知りたい方
本書を手にとったきっかけ
ピコ太郎がなぜここまで世界でウケたのか。
正直、自分としては面白いと感じないのでその理由が分からない。
とっても失礼だけれど、ジャスティンビーバーがツイートしたから。ただそれだけのたまたまのラッキーなんじゃ、、とすら思っていた。
そんな時、NewsPicsの特集記事で彼のインタビューを読み、衝撃を受けた。事前に全てを計算して展開していたことに！
その特集記事＋αが1冊の本になった。これは読みたい！と手に取りました。早速ポイントを見ていきましょう。
本書の赤ペンチェック
熱狂と冷静、自分と他人を往復しろ。「他人からはどう見えているのか」を考えなければ、多くの人に伝わるものにはならない。
つまり、ウケるためには皆に知られていないといけない。
知られることを意識せよ。まずは知ってもらう。知ってもらってからがスタートだ。小難しいことや、こだわりは、知ってもらった後にしか伝わらない。
誰かが売れた理由、バズった理由を掘り起こして研究しなければ、自分が次の1人になれるわけがない。
「音」を支配せよ。人を感動させるためには大きな音を出すことを意識して技術を磨こう。
「面白い」の基準は時代によって変わる。固定概念を捨て、新しいことを試し続けられる人だけが生き残っていく。
ルールができる前にポジションを取れ。ルールを作ったものが1番強い。だから、いち早く変化に対応し、ルールが作られる前にポジションを取ろう
多面的、一極集中、スピーディー。ネットでバズるには、多様なコミュニティーに、同時期に一気に火をつけることが重要だ。空前のヒットは意外とない。
give!give!give!。人に好きになってもらうと、いろいろなことがうまく進む。その愛を得ようと思ったら、まずは人を愛することだ。こちらから相手を好きになる。相手を調べる。想像する。それが基本。
何かを達成するためには、愛されることが大切だ。みんなの愛が集まって成果が出る。でも、そのためには、まずは自分が人に愛を与えることが1番だ。愛を与えシェアしていこう。
本書からの学び
今、成功している芸人さんが多方面に活躍している理由は、既存の常識にとらわれず、自分の価値観や想いを積極的に発信していること。他とどうやって差別化するかを徹底的に研究し尽くしていること。そして実際に行動に移しまくっているところ。
単にちょっと頑張ってみるだけじゃない。とことん思考して、試行錯誤を継続していること。
ピコ太郎も単純に奇をてらった芸ではなく、世界でウケるために計算し、多くの人を巻き込んだ作品であることが分かる。
どうやってたくさんの人を巻き込むのか。そこには、人からどれだけ「信用」されていて「応援」されているのかも重要なポイントだ。
人から応援されるには、好きになってもらうには、まずは自分から人を好きにならなければならない。自分はちゃんとできてるかな、、、と反省もあり。。。
いろんな意味でとても勉強になりました。読みやすいしオススメです。
今日の「1BOOK 1ACTION」
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