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営業たる者、社内でも営業せよ

こんにちは、鍋島です♪

先日『御社営業部の「病気」治します -日経プレミアシリーズ-』
を読んだ際に、営業の社員が営業の仕事
専念できるように、それ以外の業務を
適切な人に振る、ということが
書いてあって、とても共感する部分が
あったので、今日はそのことについて書きます。

「営業は営業の仕事に専念する」
という言葉だけ聞くと
「そんなの当たり前ではないか」
と思うのですが、意外と奥が深いと思っています。

そもそも、営業の仕事とは何なのでしょうか?

私の考えとしては、営業の仕事とは
新たな売上を上げるために案件を前進させるための活動
を指しているのではないかと思っています。

私が前職勤めていた会社はベンチャーだった
ということもあり、営業が営業の仕事に
集中できる環境が整っているとは
到底言えない状態でした。

オーソドックスな提案資料がない
営業事務がいない
技術営業がいない
財務・法務の社員と営業社員の勤務時間が重ならない

上記のような状態だったため
外回りをしている時に見積書や契約書を
作っておいてもらうようなことができず
担当営業が自身で作成していました。笑

そんな状況下で、いかに効率的に働くか?
というノウハウはとても蓄積されていたように思います。
いまだに、どこでも通用するノウハウだな
と思っているのが、社内営業です。

オーソドックスな提案資料がない
↓↓↓
オーソドックスな資料を作るのが得意な人、
ある分野に特化した知識を持っている人、
稟議の決裁経路の社員に口利きしてくれる人 etc...
それぞれ独自の人材データベースと人脈を構築していました!
営業事務がいない
↓↓↓
営業事務ではないが、他部署の事務の社員とも
コミュニケーションを取ったり
時には力仕事を手伝ったり、ということをしていて
本当にいざ、という困った時にその事務の社員さんに
財務・法務の承認印だけ押しておいてもらえるように
お願いできる関係性を築いていました。
技術営業がいない
↓↓↓
製品の機能ごとに
この機能について聞くならこの人!
という開発部門の人材データベースを
各々作っていました。
財務・法務の社員と営業社員の勤務時間が重ならない
↓↓↓
案件ごとに担当の財務・法務の社員は
代わってしまうのですが
それぞれの社員さんの好みの言い回しや
どこまでだったら譲歩してくれるのか
ということを把握しておき
最小日数で承認印がもらえるように工夫していました。

いずれも最初の0→1は
少し時間がかかってしまうのですが
後々ものすごく業務効率が上がりますし
お互い持ちつ持たれつで
気持ち良く仕事ができるようになりますし
受注した際に関係者各位にご報告に行くと
とても喜んでいただきました。

些細なことではありますが
積み重ねで、自身の仕事のパフォーマンスも
上げることができますし
応援してくださる方や良い報告を
喜んでくださる方が増えて行く
というのは素敵なことなのではないかと思っています。

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