感じたくないものも受け止める
人間には複雑な感情がある。
それは自然と湧き出すものも、
何かがきっかけに生まれるものもある。
さらに分類すると
感情のないものから生まれる感情と、
感情のある人間同士から生まれる感情がある。
この人間同士の感情こそが厄介なところだ。
自分と価値観が合う人なんてほぼいないだろう。
なぜなら生まれつき持ったものと、育った環境、関わる人たちによってまっさらなキャンパスから作られたようなものだから、全く同じなどありえない。
それを自分の価値観が正しいと周りにぶつけ、
同じ相手は良くて違う相手は批判するという行為がそもそも間違いなんだ。
ただその価値観を認め、受け入れる必要がある。
受け止める心があったとしても、
何気なく言った、言われた言葉の解釈をすると
どうもネガティブな気持ちになったりする時もある。
そしてさらには不快を感じた時、
上から目線に感じたり命令形な口調だと感じること、
イライラしたり疑問を抱くようなことだってある。
憎悪するようなざわついた感情が心を支配する。
それはとても痛くて苦しくて抱えているだけでもしんどく感じてしまいそうな…
気持ちにもポジティブとネガティブがあるように
感情にも陰と陽がある。
どちらも受け止められてこそ大らかで強い心の持ち主になれるのだろう。
感じたくないものを感じるのはつらいけれど、
隠したりなかったことにするほうがもっとつらい。
感じたくないゆえに自分の存在すら消したくなるようなパワーでさえ持ち合わせているなとも感じる。
ゆっくり消化できるようになっていこう