手探りのnarrow way
エンドロールじゃまだ終われないのだと、
そんな歌を届けてくれた。
まだ心は動けるし、熱くだってなれる。
これは逆境、つまりは人生にも例えられそうだ。
何かに惹かれる時、
何かを気付かせるためにだとか、
何かの力になるためにだとか、そういうのがある。
本当に不思議な力があるのだと感じている。
あぁ、そんなことは思っても
ふと終わらせたくなってしまう弱さ。
そんなことできるはずなくて。
怖いと思っていたものは、自分の傷だったのだと。
あぁ、こんな些細なことでも傷ついてるんだねって、
傷ついた分だけ心が閉じていくんだねって、
そういう心の仕組みが何となくわかる。
繊細な人の傷つきやすさは本当にナイーブだ。
傷つくかもしれないことに手を出すことを遠ざけてる。
そのレスポンスが早ければ早いほど、
頭の理解よりも先に、心が反応してしまうから
受け止めることに時間がかかるものなのだと。
周りを遠ざけて安心しようとしても
それは嫌うことにしかならないようでまた苦しい。
相手に苦しんだかと思えば、今度は自分にも苦しむループ。なくならないんだろうか。
好きになるのは時間がかかるというのに、
嫌うことは簡単にできてしまう。その怖さでもある。
朝から気分に押しつぶされそうだが
変わることでしか進めないのなら…
今日もまた手探りでも前に、進んでいく。