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毎年恒例 母親の手作りおせち

記憶のある限り、自分が生まれてからずっと。
うちは毎年母親がメインでおせち料理を作っている。

煮物、なます、かずのこ、松前漬け、叩きごぼう、くりきんとんなどの定番料理に加え、ポテトサラダや焼き物などのアラカルトも添えられたりも。

母親は来月で81歳となるが、年々味付けは落ち着き、美味しく安心させられるばかり。
とは言ってもしっかり歳は取っているので、少しずつ私も準備を手伝いながら共同作業へと移行しつつある。

今年の冬からコミックマーケット出展を一時休止することもあって、ゆっくり家族の時間に充てられる。
年に1度の晴れの日は気合を入れて、健康と幸せを願うものとしたい。

今回は、毎年のおせち料理を遡れる範囲でまとめてみた。

2024年

1月中旬辺りが息子のお食い初め日

息子の生後100日が元旦付近であったこともあり、お食い初め仕様となったおせち。
今年から母親宅ではなく、自宅での元旦を過ごした。

30年選手のダイニングテーブルはいくら皿を並べても乗っかるので、晴れの日にもってこいなのだ。

頑張って用意したよ

お食い初めに欠かせない鯛、貝はなんとかあちらこちらハシゴして手に入れた。
やっぱりこういう時はビシッと決めたい。

母親の栗きんとんは絶品!
年々味がおとなしくなっていき、食べやすくべったりとしない甘さに仕上がっている。

私の鉄瓶黒豆も負けじと評判!
初めて作った田作りも母親は気に入ってくれた。
大好物の萩蒲鉾、練り物も最高!

2024年はたくさんおせちを作って、友人を招いて、みんなで美味しく食べて過ごす日々が続いた。

2023年

母親の雑煮はいつ食べても美味しい

2023年は臨時ボーナスがあり、海老のグレードが少し上がっていた。
とにかくなますをたくさん作りまくった記憶がある。

母親はわさび菜を添えたがる

年に1度のおせち作り。
どんな時でもボケずに淡々と仕上げる母親はさすがと思う。

この年から私の鉄瓶黒豆が始まったと記憶している。
一度手作りを始めたらやめられなくなってしまうほどの美味しさ。
漆黒の黒豆。
甘さ、柔らかさ、全てが最高。

2022年

彩り豊か

2022年は確か、行きつけの中華料理屋のおせちを追加で頼んでいたと思う。
中国のおせちも晴れの日として豪華な食材をふんだんに使う。
「豪華な食材」なのでお値段もそこそこ。
しかしながら、豪華な食材なので普段のような脳がバグる味付けではなく、お祝い盛りのような華やかさの演出が主な目的かなと思った。
相変わらず、母親の煮物の仕込み・手入れは完璧。

2021年

毎年絶妙に変わる仕上がり

栗きんとんの色味、濾し具合はクチナシの塩梅や母親のコンディションで毎年変わる。
と言ってもどれも美味しく、食感が残っていたり、崩し目であったり、バリエーションを楽しませてもらう程度の変化。
叩きごぼうは山椒効かせ目が好みのよう。

2020年

少し少なめに見えるが

皿への盛り付けは一部で、だいたいこの3倍以上はタッパーにしまってある。
毎年ゆるくおせちを食べながら正月を過ごす。
2020年は麒麟山輝をお屠蘇にした。
家族全員が愛する日本酒。
2025年は仕入れるか、今から悩む。
他に代わりの無い最高の酒。出会えてよかった。
そういえば、2020年は珍しく肉類が添えてあるように見える。

2016年

質素に見える

今から遡ればもう8年も前。
ある程度食べきった後の写真だと思う。
この頃から、仕入れ元や食材の扱い方、味覚、様々な経験値が加わって、自分自身変わったと自負している。

まだ8月ではあるが、ここから年末へ向けての速度は毎年尋常では無い。
家族揃って健康的に過ごせる正月も、残り限られている。
母親には息子の成人まで、あと20年は元気に生きていてもらわなければならないので、程々に遊んでもらい、程々に動いてもらって健康を維持して欲しい。
(幸い、病院へ通うことは好きらしい)

息子も美味しいものはあっという間に食べきってしまうこともあり、年末年始くらいは本気を出して楽しい時間を作りたいところ。

冬の出展は休止予定だけれど、しっかり制作は行う予定。
今年も来年も、欲張りに元気に動きます!!
まだまだ休んでいられません。

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