台湾旅行記【皆大歓喜経典素食】中山区 台湾素食量り売り #12
朝市で朝食を軽く食べたら休むつもりが、想定の5倍くらい寄り道してしまい、ホテルへ戻ってから爆睡。
13時過ぎに目覚めたものの、台湾はランチタイムを過ぎるとほとんどの店が一旦休みに入ってしまう。
今回の目的の一つに「台湾素食」があった。
すぐ近くで何店舗か見つけ、ここだと思う店へ急いで向かった。
14時閉店。
意味はなんとなく伝わるが、果たして現地の人々にはどう見えている言葉なのだろうか。
店はまだ開いていて、ラストオーダーというものは無さそうだった。
そう!!これ!!!
好きなものを好きなだけ取って、レジ前で計量し、料金を支払う。
閉店間際だったため、メニューや残量はまちまちであったが、十分。
なんの説明書きも、ヒントも無い。
自分の直感と気分だけで、手元の皿へ盛っていくのだ。
この量り売りスタイルはテイクアウトも盛んで、持ち帰り用と店内食用の2種類紙皿が用意されている。
台湾素食アラカルト140元(¥700)【★★★★★】
おかず2人前とライス1人前で240元(¥1,200)
ライスはレジ前で注文制、スープは無料でセルフサービス。
どれもこれもめちゃくちゃ美味しい!!
一般的な「大豆ミート」というような我慢は無く、十分に脳が満たされる。
というよりも、それぞれ作り込みレベルの高さに感動するばかりなのだ。
左下のハムもどきはそのままハム、いい意味で豚肉の獣感が表現されている。
右下の照り焼きチキンもどきもぷりぷり、不思議体験。
ナチュラルなポテトサラダも美味しかった。
豆のデザートスープ【★★★☆☆】
揚げ豆腐のだしスープ【★☆☆☆☆】
デザート系スープは優しい甘さ、3種類ほどの豆がごろっと入っている。
おかわり自由なので、2杯いただいた。
右側のだしスープは、味がほとんど無い。
というか薄い塩湯。
台湾ではこれくらいが定番なのだから、料理を邪魔しない白湯感覚で飲むと良いんだろう。
ちなみに台湾ほか、日本以外では水なんて出てこない。
Googleマップで「台湾素食」「素食」などと検索すると、いくらか店舗がヒットする。
注文制の店もあるが、この量り売りスタイルがとにかく楽しい。
年々素食は文化として減っているとも聞くので、今ある店を大切にありがたく巡っていきたい。
本当に美味しくて楽しい大好きな文化の一つ。
次回もまた必ず開拓する。