「渾身一句」に応募します
ラベンダー様の企画が始まりました!
この企画を目にしたとき、投句する句はほぼ決めていました。
上五が説明的……な気がしますが😅
ですが、推敲なしでも投句するのには、理由があります。
先月末のコト。
かねてよりお付き合いのあるnoter様が、旧正月の休みを利用して(多分)、海外より一時帰国されるはずでした。
ですが、その直前にご親族の訃報が届いた。それだけでも胸が痛むのに、新たな変異株流行のために帰国もままらない。
「さすがに疲れた」という思いをnoteで綴られていて、どのように言葉をかけたら良いのか、考えさせられました。
日本で暮らす人には分からない政治情勢を見守りながら、異国の地で一人、旧正月の華やぎを耳にする。
そのような方に安易な慰めを送っても、かえって気を使わせ、傷を深めかねないのではないか。
そんな思いから、咄嗟に詠んだ一句です。
季語はもちろん「福寿草」。
福寿草の花言葉は、「幸せを招く」。
海の隔たりを越えて、少しでも幸せ・希望などが彼に届きますように。
そのような願いを、この句に込めさせて頂きました。
そして彼と同じように、私達とは異なる事情・立場で不安を抱えながら、海の向こうで過ごされている方が、大勢いらっしゃるのでしょう。
そのような方々にとっても、少しでも心の慰めになれば、幸いです。
ちなみに元のつぶやき投稿は、こちらです。
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