あなたは命を狙われたことがありますか?わたしは何回かあります【記者のつぶやき】
【1】わたしはネットニュースの編集記者
みなさまこんにちは、Kikka(きっか)と申します。
このたび、メンバーシップをスタートしました。
気軽に全記事を読んでいただける「ノーマル会員」(月額500円)
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最後に今回の記事のようなヤバい記事が読める「ブラック会員」(月額3000円)の3プランです。
本記事はゴールド会員の方用に書いたものなのですが、今回はお試しで、ノーマル会員の方でも最後までお読みいただけるブラック会員相当のヤバい記事をお届けします。
器用貧乏が顔をつけて歩いているような人間なので、色々なお仕事をして糊口をしのいでいるのですが、最もよく知られているのは「ねとらぼ」の記者という顔です。
特にネット界隈で話題になった記事といえば下記のような取材モノです。
一般的にこうした取材記事は、いわゆる「コタツ記事(取材に行かずとも提供素材だけで完結したり、電話やメール取材のみで完結できる記事)」よりも手間がかかるので、ネットニュースサイトの編集部ではあまり好まれないと思いますが、ねとらぼはちょっと変わっている媒体なので、わたしに対しては「犬笛が聞こえるまでは放牧。笛が鳴ったら帰ってこい」というスタンスで定期的に放牧してくれていました。
【2】放牧RUSHの果て、変なスーツに尾行されはじめた
そんなこんなで放牧期間は上記のような記事を書くために、一人でいろんなところにお伺いしては怒鳴り散らされたり、脅され散らかしたり、知らない番号から電話がかかってきて「舐めてたらお前●すぞ」と言われたり、カッターナイフの刃が送られてきたりしていたわけですが、中でもしびれたのは黒塗りの車です。
漫画村報道
→2018年04月15日公開
“シミがベリベリ剥がれるクリーム”はウソ報道
→2018年06月08日公開
スルガ銀行不正融資疑惑
→2018年06月27日公開
“焼き鳥とビールが水になる”痩せサプリ報道
→2018年07月02日公開
と、2018年わたしは放牧RUSHに入っていました。
この年はわたしへの情報提供、いわゆるタレコミの数も半端なく、その全てを精査しつつ、上記4件同時並行で取材をしているという、今考えたら「死ぬぞ」状態だったのですが、当の本人は「腕が8本あれば一気に書けるのになぁ」などと呑気に考えていました。
そんなある日、自宅からの出社時に「明らかにスーツの人たちにつけられているな」のに気づきました。一応当時の上司にも報告したところ「電車に乗るとき、駅で先頭には立ってはいけない」という実用的なアドバイスをいただきました。
帰りはついてこなかったので、気のせいかなぁと思ったのですが、この尾行下手集団とは翌日、取材に訪れた有楽町駅で再会することになります。
有楽町駅に入った瞬間に前から件の尾行下手スーツがやってきたのです。そのままぐいっとUターンし、入ったばかりの改札から出ていくと、なんと素直に着いてきました。下手か……!
ただ、有楽町駅には「北海道どさんこプラザ」というハピネス空間があるので、そこに入ってソフトクリームを注文したところ、流石に尾行下手スーツは諦めて帰って行きました。サンキュー、夕張メロン味。
【3】駅で先頭に立つな、改め、家から出るな
さて、この一件以降、会社からは「駅で先頭に立つな」、改め、「家から出るな」命令が下り、リモート作業という名の自宅謹慎になりました。
2018年当時、すでにリモート作業を可としていたねとらぼ編集部は、コロナ禍においても全くなんの問題もなくすんなりリモート移行できていたのですが、今考えるとリモートをバンバンやってたのは先見の明がありましたね。
そんなこんなでリモートしていたところ、今度は家の前に毎日10時〜19時まで黒塗りのバンが停まり続けるという現象が始まりました。毎日2人組の人が来るのですが、双眼鏡で見てみたところスマホでずっとゲームをやっているっぽく、暇そうでした。いや辛いよなぁ、車で9時間座ってるの。
【4】黒塗りのバンの依頼主に会いに行ってみた
ところで、この黒塗りのバンの依頼主は誰なのでしょうか。
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