道中のヒントを見落とすな!
※この記事は全て無料で読むことができます。
堀選手が読みの話をアップしていました。
これは凄すぎて、僕のような凡夫には
再現するのが難しい、麻雀における読みの話です。
今日の記事では凡人でもギリギリできそうな、一般的な読みの話をします。先日のVPL選抜戦より。
何切りますか? pic.twitter.com/cZs66gUoab
— ラッキーハゲの麻雀LIVEチャンネル🚬👓 (@LIVE02427195) February 7, 2025
ポストに多数の反応、ありがとうございました!
「何切った方が良いと思いますか?」
という、質問をしたかったわけではなくって
他家を斬る
回線を切る
Yostarを切る
腹を斬る
麻雀との縁を切る
堪忍袋の緒を切る
牌に色を塗って切る
など、大喜利的な反応を期待していたんですよね(汗
個人的には「麻雀との縁を切る」
「堪忍袋の緒を切る」が特に面白かったですw
せっかくだから真面目な麻雀の話もしましょう。
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東家の1副露目は2pポン打2sでした。
違和感があるのは既に3pを切っていることです。
2巡目に14pの両面受けを拒否しているわけですから
縦系の手役狙いか? あるいはが1p不要で4pの受けがあるタンヤオ狙いといったところでしょうか?
東家はラス目ですので2900だとしたら
まだこの良形部分から仕掛けたくないはずです。
ですので東家は「仕掛けてもそこそこの打点があるのでは・・・」と予想できるでしょう。
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南家は2sの両面チー、北家はオタ風ポンから5mチー
南家は役牌孤立連打の切り出しから
中張牌のチーでタンヤオっぽい仕掛けです。
北家はピンズのホンイツかと思いきや、マンズブロックを副露して役牌っぽい仕掛けです。
と、この時点ではそう思ってました。
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東家の2副露目が4mチーしてドラの2m。
トイトイは否定、特別な手役狙いでもありません。
ちなみにこの時点で親はテンパイ濃厚だと思ってます。
ドラ2mを打ってるからじゃないですよ?
では仮に、東家がノーテンだったとしましょうか。
副露するということは
基本的に手が進んだという有力情報です
ノーテンだとしたら2巡目の3pは
3シャンテンから打っていることになります。
2pをポンしてリャンシャンテン、4mチーをしてまだイーシャンテンということです。
3シャンテンからトイトイでもないのに、2巡目に223pから3pを切って両面を拒否します??
そんな牌姿があるでしょうか?
ん~・・・ あまり考えにくいですよねぇ~
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ドラ2mにポンの声がかかっていない時点で、南家と北家のことは軽視して良いと思います。
だって、自分はテンパイですし
南家、北家は大体安そうじゃないですか!
ひとつだけ気になるのは中の在り処です。
北家の役牌は何なのか?
今のところ候補は北、白、中の3種類ですね。
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東家は5sの手出しでした。
この5s手出しよりも超有力なヒントがあります。
北家から打たれた5p6p7p、ピンズの怒涛ラッシュに東家が無反応だったということです。
ピンズ待ちは否定されているといっていいでしょう。ちなみに東家が47m待ちであることは無いです。
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47m待ちだとしたら、この形から4mをカンチャンでチーしてドラの2mを打っていることになるからです。
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つまり東家の待ちは・・・
ぐぬぬぬ・・・ 大体これなんですよ。
この局面で最も警戒している
東家の仕掛けに対し、7sは超絶危険牌なので
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渋々、テンパイを崩して迂回を選択します。
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そして、ポストのシーンに戻ります。
だからここで、7s選ぶことは絶対に無いんですよ。
北家は結構強烈な牌を打って
ツモ切り続けているのでテンパイだと思っていました。
北、白、中のいづれか・・・
しかし、打点は安いはずなんですよね。
南家は字牌が打ちづらくて
マンズで迂回しているように見えました。
・東家は47s待ちが濃厚
・北家に役牌は危険だけど打点は安いはず
・南家はノーテンだったとしてもおかしくない
だとしたら、選択は1つしかありません。
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南家の打点が高く、テンパイしていたのは誤算でしたが、役牌で迂回していたのは事実です。
重要な読みポイントは2つ
223pの好形ブロックを
早々に拒否している仕掛けであるということ
副露したということは
基本的に手が進んだという有力情報だということ
局面の理解度は、大体合っていたと思います。
情報量不足では優劣を判断できない
道中の経過もわからないまま、打牌選択の優劣を判断するなんて、難しくてできないですよね?
真面目に考えて答えてくれた人も多かったので、今回は無料記事にしました。
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