道中のヒントを見落とすな!

※この記事は全て無料で読むことができます。

堀選手が読みの話をアップしていました。

これは凄すぎて、僕のような凡夫には
再現するのが難しい、麻雀における読みの話です。

今日の記事では凡人でもギリギリできそうな、一般的な読みの話をします。先日のVPL選抜戦より。

ポストに多数の反応、ありがとうございました!

「何切った方が良いと思いますか?」
という、質問をしたかったわけではなくって

他家を斬る
回線を切る
Yostarを切る
腹を斬る
麻雀との縁を切る
堪忍袋の緒を切る
牌に色を塗って切る

など、大喜利的な反応を期待していたんですよね(汗

個人的には「麻雀との縁を切る」
「堪忍袋の緒を切る」が特に面白かったですw

せっかくだから真面目な麻雀の話もしましょう。

東家の1副露目は2pポン打2sでした。

違和感があるのは既に3pを切っていることです。
2巡目に14pの両面受けを拒否しているわけですから

縦系の手役狙いか? あるいはが1p不要で4pの受けがあるタンヤオ狙いといったところでしょうか?

東家はラス目ですので2900だとしたら
まだこの良形部分から仕掛けたくないはずです。

ですので東家は「仕掛けてもそこそこの打点があるのでは・・・」と予想できるでしょう。

南家は2sの両面チー、北家はオタ風ポンから5mチー

南家は役牌孤立連打の切り出しから
中張牌のチーでタンヤオっぽい仕掛けです。

北家はピンズのホンイツかと思いきや、マンズブロックを副露して役牌っぽい仕掛けです。

と、この時点ではそう思ってました。

東家の2副露目が4mチーしてドラの2m。
トイトイは否定、特別な手役狙いでもありません。

ちなみにこの時点で親はテンパイ濃厚だと思ってます。

ドラ2mを打ってるからじゃないですよ?
では仮に、東家がノーテンだったとしましょうか。

副露するということは
基本的に手が進んだという有力情報です


ノーテンだとしたら2巡目の3pは
3シャンテンから打っていることになります


2pをポンしてリャンシャンテン、4mチーをしてまだイーシャンテンということです。

3シャンテンからトイトイでもないのに、2巡目に223pから3pを切って両面を拒否します??

そんな牌姿があるでしょうか?
ん~・・・ あまり考えにくいですよねぇ~

ドラ2mにポンの声がかかっていない時点で、南家と北家のことは軽視して良いと思います。

だって、自分はテンパイですし
南家、北家は大体安そうじゃないですか!

ひとつだけ気になるのは中の在り処です。

北家の役牌は何なのか? 
今のところ候補は北、白、中の3種類ですね。

東家は5sの手出しでした。
この5s手出しよりも超有力なヒントがあります

北家から打たれた5p6p7p、ピンズの怒涛ラッシュに東家が無反応だったということです。

ピンズ待ちは否定されているといっていいでしょう。ちなみに東家が47m待ちであることは無いです。

47m待ちだとしたら、この形から4mをカンチャンでチーしてドラの2mを打っていることになるからです。

つまり東家の待ちは・・・
ぐぬぬぬ・・・ 大体これなんですよ。

この局面で最も警戒している
東家の仕掛けに対し、7sは超絶危険牌なので

渋々、テンパイを崩して迂回を選択します。

そして、ポストのシーンに戻ります。
だからここで、7s選ぶことは絶対に無いんですよ。

北家は結構強烈な牌を打って
ツモ切り続けているのでテンパイだと思っていました。

北、白、中のいづれか・・・
しかし、打点は安いはずなんですよね。

南家は字牌が打ちづらくて
マンズで迂回しているように見えました。

・東家は47s待ちが濃厚
・北家に役牌は危険だけど打点は安いはず
・南家はノーテンだったとしてもおかしくない

だとしたら、選択は1つしかありません。

南家の打点が高く、テンパイしていたのは誤算でしたが、役牌で迂回していたのは事実です。

重要な読みポイントは2つ

223pの好形ブロックを
早々に拒否している仕掛けであるということ

副露したということは
基本的に手が進んだという有力情報だということ

局面の理解度は、大体合っていたと思います。

情報量不足では優劣を判断できない

道中の経過もわからないまま、打牌選択の優劣を判断するなんて、難しくてできないですよね?

真面目に考えて答えてくれた人も多かったので、今回は無料記事にしました。



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