木原浩一

日本プロ麻雀協会の木原浩一です。 ニコニコチャンネルにて「現役麻雀プロがガチで天鳳位を…

木原浩一

日本プロ麻雀協会の木原浩一です。 ニコニコチャンネルにて「現役麻雀プロがガチで天鳳位を目指すブログマガジン」を毎日更新中! YouTube「木原浩一の麻雀チャンネル」にてMリーグ関連の動画投稿。YouTube「麻雀LIVEチャンネル」にて、雀魂、天鳳などのライブ配信をしています

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  • 現役麻雀プロがガチで天鳳位を目指すブログマガジン note版

    日本プロ麻雀協会所属の木原浩一です。 麻雀の戦略的思考、読みのアプローチ、未来予想図を描く構想力、条件戦に強くなる判断基準、マガジン読者様の牌譜検討、競技麻雀の自戦記、麻雀関連のコラム、話題の何切る?など、麻雀戦術に特化したnoteです。

  • 僕が雀荘を辞めたわけ

    1人の客として30年以上、麻雀荘の従業員として約15年、麻雀荘に携わってきた男のエピソードです。

最近の記事

放銃時の打点を考察する

※1記事あたりの文量は少ないので月額課金がおすすめです。1か月約25記事を500円で読むことができます。 今回の記事は主に 赤無し、競技麻雀ルールの話です。 下家のリーチを受けてテンパイです。 8pは4枚切れ。9pは初牌で、いかにも シャンポン待ち当たりそうな牌ですがどうしますか? 放銃時打点を考察する シャンポンに当たりそう・・・・ と思ったら、シャンポンの相方まで予想してみましょう。 今回は字牌が全滅しています。 マンズで相方になりそうな候補は6mくらい。

    • やりすぎかも委員会 vol.3

      ※1記事あたりの文量は少ないので月額課金がおすすめです。1か月約25記事を500円で読むことができます。 あれは、押し過ぎだったんだろうか・・・ あの手役狙いは、強引過ぎただろうか・・・ そんな読者の思い出を「やりすぎかもしれない」 「やりすぎとはいえない」と、僕が判定する記事です。 第3弾、全10問です。 やりすぎかもしれない と判定します。1sは上家に超危険牌だからです。1sで放銃しても打点は安そうですが 放銃すると自分がアガれない  という事実は重く受け止め

      • 実際のアガリ確率と、予想したアガリ確率の差が小さい方が優秀です

        ※1記事あたりの文量は少ないので月額課金がおすすめです。1か月約25記事を500円で読むことができます。 ド終盤にテンパイしたチートイツドラ単騎。 リーチしますか? それともダマテンにしますか? このケースはダマテンにする人が多いでしょう。 リーチとダマテンでアガリ率に差がある と判断するからです。 当たり前ですがリーチはテンパイ確定です。 全員非リーチ、全員未副露の状況だと 誰もがテンパイ確実とは言い切れないでしょう。

        • 麻雀とプロスペクト理論

          ※1記事あたりの文量は少ないので月額課金がおすすめです。1か月約25記事を500円で読むことができます。 最終手番です。 ドラの9sを親リーチに勝負。放銃または 他家にポンされなければ流しマンガンが完成します。 どうしますか? 僕の選択は勝負せずでした・・・ ポンされたら台無しだし・・・ ロンされたら大惨事だし・・・ て、天鳳だし・・・ 自分にそう言い訳しながら つい、消極的な選択をしてしまったことを報告します。 麻雀とプロペクト理論 プレイヤーがこの瞬間の放

        放銃時の打点を考察する

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          12本

        記事

          希望のアガリルートをチョイスする

          ※1記事あたりの文量は少ないので月額課金がおすすめです。1か月約25記事を500円で読むことができます。 役牌ドラトイツのチャンス手です。 門前リーチも狙えそう もちろんドラポンもしたいです。 こういう時に何を考えて、何を残しますか? 「5ブロック打法」「6ブロック打法」 という考え方よりも、もっと大事な考え方があります。 希望のアガリのルートをチョイスする ・門前リーチ ・役牌ポン ・ホンイツ この素材ならば、この3ルートから複数選びます。

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          麻雀荘奮闘記 フェイカ―との遭遇

          ※1記事あたりの文量は少ないので月額課金がおすすめです。1か月約25記事を500円で読むことができます。 僕が昔、池袋で裏メンをやってた時の話。 癖の強い常連さんが1人いた。お客さんが少ない(いない)お店だったので、仕事中は毎日同卓だった。 捨て牌は全部手出し、あからさまなチートイツの捨て牌相。 僕が安全牌に窮して4pを選ぶと―― ぐっ・・ やられた・・・ このようにトリッキーな選択が好きなヤツだった。 ヤツの3副露目が1sチー打6pだった。 前巡にツモ切られた北

          麻雀荘奮闘記 フェイカ―との遭遇

          ドラマチックチャレンジ

          ※1記事あたりの文量は少ないので月額課金がおすすめです。1か月約25記事を500円で読むことができます。 東1局東家、対面から出た8pを仕掛けますか? ポンテンにとる人が多いと思います。 23sが6枚、58mが7枚 門前で粘っても良いのですが―― 連荘目的ではなく守備意識 連荘よりも、他家にアガリが出る前に自分のアガリで潰してしまおうという意識が強いです。 【ルールによる鳴き度の比較】 ☆ 一発裏有り赤有りルール(Mリーグ等) 鳴き度★★★★ 一発裏有り赤有り

          ドラマチックチャレンジ

          やりすぎかも委員会 vol.2

          ※1記事あたりの文量は少ないので月額課金がおすすめです。1か月約25記事を500円で読むことができます。 あれは、押し過ぎだったんだろうか・・・ あの手役狙いは、強引過ぎただろうか・・・ そんな読者の思い出を「やりすぎかもしれない」 「やりすぎとはいえない」と、僕が判定する記事です。 第2弾、全10問です。 やりすぎとはいえない と判定します。2軒に対して7mは マンズ待ちなら最も危険なA級の危険牌です。 親リーチ + ラス目リーチ + 両無筋 止める理由はたく

          やりすぎかも委員会 vol.2

          リーグ戦の心構えとは?

          ※この記事は全編無料で読めます。 今日は雀王戦A2リーグ第7節 1節未消化ですので、後半戦20半荘のスタートです。 麻雀は人事を尽くして天命を待つゲーム 負けているからトップを獲って挽回したい! 勝っているからラスだけは避けるようにしたい! 誰もが思うことでしょう。しかし麻雀というゲームは、選手の気持ちとは無関係に牌が選ばれるゲームです。 どんなに負債があっても、マイナス時に限って特別、狙いすましたようにトップを獲れるわけでもなく。 どんなに貯金があっても、プラス

          リーグ戦の心構えとは?

          やりすぎかも委員会 vol.1

          ※1記事あたりの文量は少ないので月額課金がおすすめです。1か月約25記事を500円で読むことができます。 あれは押し過ぎだったんだろうか・・・ あの手役狙いは強引過ぎただろうか・・・ そんな読者の思い出を「やりすぎかもしれない」 「やりすぎとはいえない」と、僕が判定した記事です。 やりすぎかもしれない と判定します。發をプッシュしたことではなく 一旦、現物の打2mとしなかったことがやりすぎです。 ラス目の親、誘惑の要素が多いですが、残り巡目と3着との点差を考えて現物

          やりすぎかも委員会 vol.1

          麻雀AIを活用すべき局面、麻雀AI通りに打たなくても良い局面

          ※1記事あたりの文量は少ないので月額課金がおすすめです。1か月約25記事を500円で読むことができます。 プレイヤーが8sを打ったシーンです。 麻雀AIを活用すべき局面とは? 「アガリが現実的に見込める牌姿」です。 例えばこの牌姿はメンツこそないものの 雀頭候補、好形ターツが複数あり、まだ2巡目です。 「アガリが現実的に見込める牌姿」と 判断するので、白切りが推奨ということになります。 ターツ不足で数牌切るべからず

          麻雀AIを活用すべき局面、麻雀AI通りに打たなくても良い局面

          引きが強く見える理由とは?

          ※1記事あたりの文量は少ないので月額課金がおすすめです。1か月約25記事を500円で読むことができます。 1巡目にテンパイしました。 みなさんはダブリーしますか? それともダマテン? 麻雀を始めたばかりの初心者なら おそらく喜んでダブリーを選択するでしょう。 しかし、少し麻雀が上達すると ダマテンを選択する人も増えてきます。 なぜ上達するとダマテンを選ぶのか? A・アガリにくい B・好形変化が多数 C・出アガリが期待できない D・ダマでも打点十分 ダマテンにする判

          引きが強く見える理由とは?

          牌譜添削 健全な押し引きは健全な手組から

          今日の牌譜添削はMさんです。 ネットよりもリアルで打つ機会が多い ということで、段位は記載しておりません。 リアルでもネットでも共通する 手組、押し引きの話を中心に記事にします。 ドラの東を切ったシーンです。 好素材に押し出されるようにしてドラを打つ ドラ切りは太字のようなイメージで打つのが理想です。 この素材では役不足ですね。 両面×2のイーシャンテン。 リーチでマンガン以上確定の牌姿です。 この素材なら文句ないでしょう。 ドラの2pをリリースして安全牌を抱え

          牌譜添削 健全な押し引きは健全な手組から

          ロジカルに考える危険度の評価

          ※1記事あたりの文量は少ないので月額課金がおすすめです。1か月約25記事を500円で読むことができます。 まず、麻雀における「読み」とは何なのか? 危険度(他家の待ち)を予想すること 自身のアガリ確率を予想すること 自身のアガリ形(最終形)を予想すること 他家の狙いを予想すること 他家の進行状況を予想すること 山に残る牌を予想すること  など  2枚切れの字牌は通りやすいよね~ とか 3面張だからアガリやすいよね~ とか こうした簡単な予想も 広義では「読み」の内に

          ロジカルに考える危険度の評価

          【超重要】消極的なミスを減らすこと

          ※1記事あたりの文量は少ないので月額課金がおすすめです。1か月約25記事を500円で読むことができます。 消極的なミスを減らす と聞いたら 押し引きの局面を思い浮かべる人も多いと思います。 今回の記事に使っている画像は 天鳳七段・R2100未満のプレイヤーです。 現物の1sではなく7sをプッシュ! 積極的、というか強気な選択だと思います。

          【超重要】消極的なミスを減らすこと

          長所よりも短所を知るべき

          ※1記事あたりの文量は少ないので月額課金がおすすめです。8月分は25記事を500円で読むことができます。 ちょっと前にXで流行ってましたね。僕は麻雀に関して適当なことを言いたくない人間なので正直に話します。 強み = 強さ という前提で話します。 少し同卓したくらいで「強さ」はわからない 数回同卓した印象だけで、そのプレイヤーの「強さ」を理解した気になるのは早計だということです。 何度も何度も対戦して「強さ」は少しだけわかる それでも「少しわかる」程度です。対戦す

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          長所よりも短所を知るべき

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