男性育休取得のお金の話 「育休の給付金って何万円、どのタイミングでもらえるの?夫がメイン家計、専業主婦家庭な新米パパの実体験報告]
2021年7月に第一子が誕生し、新米パパとなりました。育児にめちゃくちゃ興味があったので、7月に計3週間の産前産後休暇、9月〜12月の4ヶ月間の育児休業を取得しました。家計は夫の収入がメイン(妻は専業主婦、103万の壁の範囲内でアルバイトしていた)で「男性の育休取得ってお金の面でぶっちゃけどうなの?」という疑問を持っている旦那様、またはその奥様にお役に立てればと思い、お金の話にフォーカスしてまとめています。
目次
勤務先の企業と社会保険
産前産後休暇と育児休業の違い
育児休業制度を利用した場合の育児休業給付金の金額と振込み時期
まとめ
勤務先の企業と社会保険
スタートアップ企業に所属、社会保険は関東ITソフトウェア健康保険組合
※出産育児付加金として9万円の補助も有り、非常に助かりました…!
産前産後休暇と育児休業の違い
産前産後休暇:特別有給休暇として、会社が個別に用意しているもの。私の場合には産前産前産後で10営業日+出産日前後で3営業日の合計13営業日でを付与頂き、足りない分は有給消化しました。
育児休業:国が用意しており育児・介護休業法にて規定されています。男性女性どちらも、お子様が1歳2ヶ月に至るまでは誰でも取得可能です。私は会社が用意してくれていたこともあって、9月から年末まで4ヶ月間きっちり取得させていただきました。
育児休業制度を利用した場合の育児休業給付金の金額と振込み時期
育児休業制度を利用した場合の育児休業給付金の金額
育児休業制度の正式な定義は下記の通り。私の場合は育児休業取得は夫のみのため、子が1歳まで取得可能でしたが、子が約6ヶ月に達する12月末までは年収(額面)の67%が支給されます。
年収(額面)の67%は支給されますので、支給金を試算すると以下のようになります。
年収(額面)が30万の場合:20.1万円
年収(額面)が35万の場合:23.45万円
年収(額面)が40万の場合:26.8万円
年収(額面)が45万の場合:30.15万円
なお、これ以上の年収(額面)の方は支給上限にあたりますので、国からはほぼこれ以上の金額をもらえることは有りません。ご注意ください。
上記の通り、年収(額面)の67%は国から出ます。更に会社によって、育児休業給付金の支給限度となる手取りの80%に足りるよう、残りの13%を追加支給してくれる企業も多いです。私の会社も支給される規定となっていて、ありがたい限りです。
育児休業制度を利用した場合の育児休業給付金の振込み時期
前述の通り、金額については大まかに把握頂けるかと思います。じゃあそのお金がいつ振り込まれるのか?私の場合ですが、具体的な時期は以下となりました。
9月1日:育児休業スタート
11月9日:育児休業給付金 2ヶ月分の支給
9月、10月分が11月9日に振り込まれた形です。もうちょっと遅いと思っていたので、早くてびっくりしました。(会社からはきっと12月頭になるだろうと言われていました。たまたま早かったのかもしれません、少し余裕を持って考えていただくと良いかも)
まとめ
育休、流行ってるし周りでも取得してる人いるし育児興味あるけど、「男性の育休取得ってお金の面でぶっちゃけどうなの?」という旦那様、奥様にお役に立てればと思い、この記事を書いてみました!
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普段はスタートアップ企業で勤務しつつ、たまに業務委託でエンタープライズ領域の立ち上げ支援など行っております。