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僕の仮説「ジュニアサッカークラブの作り方」

地域に根づいた経営ができる街クラブを増やしたい。これがジュニアサッカー専門のWEBマガジンを始めた理由です。「コーチ育成」を目的とする記事と「地域との関係づくりによる街クラブ経営…
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ジュニアサッカークラブの作り方=「僕の仮説」WEBマガジンの目次録を公開!

地域に根づいた経営ができる「街クラブ」を増やしたい。 これがジュニアサッカー専門のWEBマガジンを始めた理由です。 日本の街クラブは代表のワンマン、また各年代の担当コーチによるスタンドプレーによって成り立っていることが多く、それによってコーチングスタッフの力関係にあまりに差が出てしまい、「本音が言い合えない」非常に風通しの悪い内情になっています。 何より感じるのは、コーチングスタッフが一丸となって「哲学」「指導方針」「ゲームモデル」「6年間の大まかなプランニング」「各年

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メッシやエムバペを育てられるかなんて選手に関係ない【世論が話題のニュースを綴る06/僕の仮説84】

■個を誇張しずきる議論は不毛ワールドカップの決勝を「メッシ対エムバペ」と比喩し、一人の選手を誇張しすぎる報道や議論に辟易している。 勝負は彼らのおかげで勝ち、彼らのせいで負けたのだろうか。大きな影響力を持つことは間違いない。しかし、勝敗の全責任を負っているわけではない、一個人の固有名詞を取り上げる異常性に違和感を覚えている。 そう思うのは、サッカーが「11+α対11+α」で競い合うスポーツだからだ。とくに代表戦はそれが色濃い。各国ともに集大成が代表チームである。サッカーは

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足を引っ張り合う粗探しゲームをしない【世論が話題のニュースを綴る05/僕の仮説82】

■国葬議論も指導議論も堂々巡り資本主義は足の引っ張り合い。 9月11日、国葬の国会放送を見て思った。いくらお金がかかる。そのお金は国民の血税だと野党が主張し、詳細な情報を求める。 一方、国葬にかかる費用を提示しているのは現状で把握している範囲内と予測に基づくものであり、変動する可能性があると、与党は説明する。 すると、野党は安倍晋三元首相が統一教会に関与していた事実を持ち出し、政治と宗教の問題を突きつける。与党は「安倍晋三元首相が亡くなっており、すべての真相を明らかには

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練習後に話す監督の所作と言動に抱く違和感【世論が話題のニュースを綴る04/僕の仮説81】

■スポーツ強豪校に色濃く残る上下関係先日、鹿児島実業高校の男子新体操部が特集されているニュース番組を見た。 高校最後のインターハイで3位入賞。有終の美を飾った部員たちの姿が印象的だった。その特集のあらすじはこうだった。 同部は、これまで男子ならではのダイナミックな演技を追求するというより、コミカルで少し笑える演技を重視するスタイルを伝統としてきた。しかし、キャプテンが「伝統を変えてインターハイを目指すことにした」とインタビューで答えていた。 鹿児島実業高校の男子新体操部

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動物的か、人間的かのせめぎ合い。【世論が話題のニュースを綴る03/僕の仮説74】

■セスクの言葉が生む業界への波紋 セスク・ファブレガスが最近の『サッカー界の科学の導入』について見解を語った。 数値、データ … 頭でっかちになったサッカー界への嘆きに聞こえる。 ひとまず、このニュースをご一読いただきたい。 少し哲学的だが、人が生物として存在することと、人間として存在することは意味が違う。 心臓が動いていたとしても脳が働いていなければ、人が主体的に自らの存在意義を示すことはできない。また、脳の働きは心の働きと強く結びついており、意志なき人間に心の稼働

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地域クラブに蔓延するお金の価値を見出せない人々。【世論が話題のニュースを綴る02/僕の仮説71】

■クラブの商品力が他力本願なワケ お金は道具にすぎない。 古くは物々交換の道具が始まり。その機能は現在も変わっていない。1~500円、1000~10000円、ある意味、外見は人が作り出した共同幻想。交換する価値に出会わなければ使うことはなく、ただの金属と紙きれだ。 たとえば、買い物とは何なのか? 商品に値札、つまりモノを売っている相手がつけた価値が記されている。そこで「買いたい」と思えば交換してもらうのに必要な金属と紙を差し出す。 買い物は成立した。 「だから何?」

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誰の責任? 痛みを伴う覚悟が解決に導く。【世論が話題のニュースを綴る01/僕の仮説68】

■サッカーが中心な限り、解決はない 年末年始の風物詩化したように錯覚してしまっている『高校サッカー』。この時期、テレビをつけるとサッカー界隈を生活源として働く人々は「忙しく動き回っているな」と実感する。 「ネタがないか?」 必死になって探す。私もサッカーネタを探す一人として、その生活を送っている現場の人々を心から尊敬している。 すべてのサッカーニュースに目を通さなくなって数年が経つ。いくつか理由はあるが、自らが今後十年単位で関わりたい『核=コア』が明確になったというのが

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