仕事の成果を求める上で「依頼の仕方」はとても重要です。依頼内容=要件が不明確な依頼では、どんなに経験やスキルのあるパートナーに依頼をしても、パートナーが求められている内容を把握できていなかったり、認識がすり合っていなかったり、何度も手戻りしてしまってスケジュールが遅延してしまったり…ということが起こりえます。また、依頼を請ける側も、不明確な要件を整理して理解し、不足点をクリアにできなければ、プロジェクトが炎上するリスクを生んでしまいます。
このシートは、私のIT業界複数社(制作会社、ネット代理店、事業会社)での様々なプロジェクト経験と、プロジェクト管理手法に関する本を元に自分なりに解釈・整理して、項目をシンプルに分解し、依頼をする際にも依頼を請ける際にも、不足点はないか簡単にチェックできるシートとなるように作成しました。縦軸は、依頼を行う上での流れ(時系列)を意識しています。
良い依頼をするために。また、良い依頼を請けるために。
拙い部分もあるかと思いますが、依頼をする側、請ける側の双方がチェックできる「標準の指標」として、ご活用いただけば幸いです。(ご活用いただけなくても読んでいただけるだけで嬉しいです!)
チェックシート
チェックポイント
まとめ
シンプルと言いながら、説明文がかなり長くなってしまいました(汗)誰もが良い依頼をする側となり、良い依頼を受ける側となって、成果をあげるために。また、同業界の様々な企業で働き、なかなか業界全体に浸透していないプロジェクトマネジメントの型に迷う日々の自分のためにも、この記事を整理をしました。ここまで読んでいただき、ありがとうございました!