第19回redmine.tokyo勉強会 感想の巻(大遅刻)
お疲れさまです。inoです。
業務都合により、久々のレポートとなりました‥
11月にRedmine tokyoに参加していました。今回のそのレポートとなります。
約3ヶ月ほど経ってて、大遅刻になってしまい申し訳ありません。
記録として残しておこうと思います。宜しくお願い致します。
第19回 講演: Redmine 4.1・RedMica 1.0ユーザーのためのRedMica 1.1 (2020-05)・1.2 (2020-11) 新機能ガイド
新機能のおさらい。
新機能
・2要素認証!(設定で全ユーザに強制可能。任意も可能)
・活動画面の日付指定
・添付ファイル一括ダウンロード
・優先度を付けたチケットの更新通知
・ウォッチャーでグループを追加可能
・プロジェクト一覧のデフォルトを指定可能 etc.
パネルディスカッション1:続 なぜRedmineによるタスク管理が失敗するか
パネラー:松谷さん(@mattani)、りょうまさん(@ryouma_nagare)、ぼうこばさん(@bowkoba)、Seijiさん(@seizukio)
・完了できないチケット
何をしてて完了の形は何なのか?が大事なのか‥?等、過去回から一瞬思いましたが
もっと考えると、そもそも業務というかチームの体制自体の問題(能動性の欠如、元から周りが見えてない、完了しなくても問題ない?etc.)じゃないかな‥と考えました。
・Redmine導入に至らない☞導入に至る話
導入以前の当たり前ができていない。ドキュメントが無い、口頭でのみの技術伝達etc…囲い込みが発生していたため、結局人員の総入替を実施。
新たな契約を結んだ後、コロナ禍と自分の作業にコミットしない方が居たためRedmineに強制移行。
活動タブを見るようにしている、と。
LT: Planioと私の604日
機能が多そうだからplanioを導入。
planioにヘルプデスク機能があるんですね‥!覚えておこう。
くたばれPPAP!
※PPAP…パスワード付きzipファイルと、そのパスワードを別送する手法
LT: こんなRedmineの使い方はイヤだ!の紹介
しんやさん(@hangstuck)
今までにしんやさんが経験した、Redmineの酷い活用方法の紹介。
・第4位 全チケット全員ウォッチャー
→必要な人だけウォッチャーに。News機能の活用
・第3位 半年先のガントチャートに対し1日単位でチケット作れ(都度修正込み
→ロードマップの活用
・第2位 塩漬けチケットの山→無断で1ヶ月分のを却下したけど、業務に何の支障もなかった。棚卸しの時間を作ろうね
・第1位 チケットで退職届→ちゃんと普通の活用をしないと勉強会で晒されるよ!
退職届で他が霞みがちですが、ウォッチャーと1日単位もなかなか…
ツールをもっとうまく使おうよ、と思ってしまいました(汗)
LT: あなたは誰かのガントチャートを描けますか?
絵本調で、チケット=「天使の羽根」、物語のすべて=「ガントチャート」と例えて展開。
羽根を身に着けよう、羽根の使い方を練習しよう。
思い出した。…自分は天使だった。
似たような悩みを抱えている、まだ出会ってない仲間のために記録に残そう。
記録に残すことで、別の時期の誰かや自分を救う。
絵本での表現が斬新。
記録に残すことで、自分も誰かも救える。…そうですね。そうでした。
自分も改めて、記録に残す活動をまた始めようと思います。
パネルディスカッション2: テレワークにおけるRedmineとチャットを含む業務の進め方について
パネラー:楠川さん(@tKusukawa)、斎藤さん(@saito0119
完全リモワか、いくらかは出社してるかに分かれてましたね(僕は全部出社)
チャットツールはやはりTeamsか、Slackかになりますよね‥
Skypeはログが残らない、チャネルも作れない‥そうですね。
チャットは流れてしまうもの、通知で気づかせるもの。
Redmineは決定事項やその後も続くようなタスク。
メールは社外との調整にのみ使う…同感です。
LT: CODAの定義・運用の現在 -2020年版
承認されたチケットの書き換え‥意味がわからないですね。
冗談のような割と本気の話で、チケット全体にでっかく「承認!」って押印が出るようにしちゃ駄目なのでしょうか?
そうしてチケット自体がハンコの下に隠れて、編集自体が難しい形にしたら書き換え自体が減ってくれないかなぁ‥と。
LT: 設計ドキュメント考 ~これからの Redmine が更なる進化を遂げるために~
Juno NISHIZAKIさん(@juno_nishizaki
Redmineのジレンマがある?と仮説
‥積極的に改善したい(慎重だと役立つツールにできない)派と、慎重に改善したい(積極的にやると安定維持ができない)派。
両立できたら‥そうだ、方向性を示す設計ドキュメントだ!それがあれば、頻繁に変更が行われても安定性を維持できて、慎重さを維持した変更もできるのでは?
内容としては「Design Doc」はいかが?
既知の課題や問題に対してはチケットへのリンクを貼ればいい。
本家Redmineに蓄積されている、玉尺混淆のチケットの山を宝の山と捉え
それに向かって航海するための道標(Design Doc)を作ります‥!
とりあえずローカルのRedmine(今回はPlanio)で準備中、とのこと。
ジレンマを一気に解決する方法の提案‥!
確かに、それがあれば既存のパッチ開発の助けにもなるし
新たに開発に名乗りを挙げる人、開発はできないけどこの部分ならやれるよ、と言い出す人も出てきそうですね。
一人でDesign Docを整備していくのは絶対骨が折れるので、賛同者や協力者が欲しいですね。。
僕は何もできないですが、応援していきたいと思います。
LT: 複数Redmine環境におけるユーザ管理作業の効率化
@y503unavailableさん(@y503unavailable
複数Redmineを運用して、統合する際の手法の提案の話。
RedmineをPrimary/Secondaryに分ける…secondary側はユーザIDを指定不可の設定にする…勉強になりました。
LT: トラッカーの設定をコピーする方法
300個あるカスタムフィールドを、Javascriptで一括処理した、という話。
まとめとして、10行のJSコードで単純作業から解放できる、魔法の呪文!
この原理を応用すれば、他の項目でコピー機能がない場合でも、JSで
簡単にコピー機能を追加可能、とのこと。…確かにこの用途ならJSも良いですね。
パネルディスカッション
アンチパターンルームにいました。
話されていた内容を箇条書きでメモ。
・チケットで喧嘩
・チケットで日程調整
・作業日報をチケットに
・Excelの更新自体をチケットの更新でお知らせ
・業務の一環としてストックに抵抗ある勢問題
・情報の内容の伝わりやすさ、統一性問題
・登壇で良かったもの⇒にしざきさんのDesign Docの話
懇親会
こちらも箇条書きに。
・社内だけで活動する人と、社外でも活動してる人の違い
…社外でもガンガンアウトプットして、実績を積み重ねてポートフォリオを作り上げてる人は、周りにはどう映るか。
外へのものさしを持とう。
・(↑と関連して)会社の方向性と合わなくなった時の為にも、いつでも転職できるようにスキルを身に着けていこう。
・安心して失敗できる場
…但し、同情による心理的安全性はまやかし。お互いに厳しい目線で言い合える環境こそが、本当の心理的安全性。
・(ぼうこばさんの話)チームビルディングの土台は心理的安全性
それを伺った僕は
心理的安全性の土台は信頼、さらに信頼の土台は自信なのかもしれない。
と思ったのであった。
感想
今回も色々と考えさせられる内容で非常に参考になりました。
Redmineの毎回新しい試みをされていて、視聴者として楽しませて頂きました。ありがとうございました!!
あと、今度は感想が大遅刻しないように頑張ります(滝汗)
以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございましたー。