My Friend Forever
その名前の通り、映画の『My Friend Forever』を見ました。私はこの手の映画を敬遠しているところがあります。どうしたってハッピーエンドを求めてしまうので、題材が重いものは極力避けてしまうところがあります。辛い内容のものは引きづり易く、過去に映画館を出た後に友人と無言で、この空気どうしたらいいんだろうという空気になったことがあります。(ちなみにそれは『ダンサー・イン・ザ・ダーク』でした。)
『マイ・フレンド・フォーエバー』という映画の存在は知っていたけれど、急に主人が休みだから好きな映画を見るというので徐に映画はスタートしました。正直えーーーっと思ったし、子供達も何の気なしに見ていたけど、段々全員が言葉が少なくなり、早々に親二人はグスングスンいいながら、ティッシュで鼻をかんでいました。
途中は、子供達がハラハラしすぎてエリック(病気じゃない方の子)に文句を言ったりしていたのですが、最後の方は娘も鼻をズルズル言わせてました。こういう時、息子は泣かないのですが唯一泣いたのは映画『窓際のトットちゃん』だそうです。
強引でも本気で自分のことを考え心配し、本当にありがた迷惑だよっていう純粋に突っ走る友人と翻弄されながらもやっぱり大好きな友達についていく健気な少年。ハッピーエンドしか見ないと言っても、辛いことって本当は現実に起きてしまうし、呆気なく受け入れるしかないことも私は知っています。
けれど、やっぱり治らない病気とそう遠くない未来に起こることを子供が背負っている姿やその心を思うととても苦しい気持ちになりました。
親の目線で泣いてしまう部分と子供たちの友情を感じる部分と泣く部分が大人になると増えるというのが主人の感想でしたが、確かに私たちは一緒のところで涙していました。子供たちのお互いを思い合う気持ちが切なくてどうしようもなくて泣けるし、またお母さんの表情や言葉がいちいち沁みます。
悲しい話だけれど、でも素敵な映画でした。私は好きです。
<<見出しの写真>>
映画の内容とは関係ないけど、この写真にタイトルを付けるならばこれも「My Friends Forever」これはセルフタイマーで撮った写真です。セルフタイマーを撮る時も同じように位置を確認し、自分の作品を作るつもりでしっかりホワイトバランスを設定しましょう。昔はセルフタイマーで撮ったものは自分で撮ったものではない気がしていましたが、意識することで全然違うものになります。