My子供着物 クローゼット②
着付けを習って七五三の撮影を生業とすることに意気込んでいた当時の私は購入する着物も子供の着物ばかり中心に購入していましたが、子供が成長するうちにジュニアサイズといいますか少しお姉さんサイズの着物も購入数が増えてきました。
というのも、私も大概小さいので娘にはもう追いつかれカウントダウンが8まで来ています。そう、小5の娘ともうたった8cmしか変わらない。。。無論、娘の友人たちは次々と私を追い越し、6年生の子たちの中を通過すると完全に埋もれています。おいおい!昭和とそんな成長具合が違うんかい!
そう、私は昭和といっても身長で言ったら昭和初期にピッタリの身長と言えます。なのでアンティークの着物って本当に私サイズ、つまり今のジュニアサイズな訳です。もう私服も娘と同じサイズ着れるしね。
なので今回紹介するのもそんなアンティークの大人サイズ着物のご紹介です。
梅と工字繋ぎの文様が描かれたエメラルドグリーンの着物です。アンティークって大胆なデザインが潔くて格好良いなと思わせてくれます。工字繋ぎは工の字を斜めに繋ぎ合わせているものです。幾何学的で面白いですよね。繋ぎの紋様は延命や、長寿の意味があるそうです。
今回は袋帯に兵児帯をプリーツ状にして合わせてみました。どうやって帯を結んだかは、意外とその場の感じで作ることも多いのでお、お、覚えていない。でも、私の大好きな着付け師のmami 先生が帯は折り紙と一緒だと話してくれて、その言葉がいつも頭の中にあります。
兵児帯は私の大好きなブランド、モダンアンテナのものです。飾りとして使用している志古貴もモダンアンテナの七五三用のものなのですが、着付けや着物を扱う人からしたら志古貴は七五三とお嫁さんが付けるものだとお怒りになる方がいるかもしれません。
ただ、志古貴は元々裾を降ろして着物を着ていた時代に、お出かけの際に裾をたくし上げるために使っていたものが飾りの役割を持つようになったものなので、これも当時のファッションと私は思っていますし、七五三とお嫁さんだけのものととらわれる必要はないかなって思います。
<<今日の見出し写真>>
自然光が入るスタジオはライティングが刻々と変化させなければいけないので苦手です。。。お日様と調整する方が好きだ。(ちゃんとします!)
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