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【妄想インタビュー】 第1回 フリージャーナリスト・折原良平(おりわら りょうへい)

※このインタビュー記事はフィクションです。

2011年3月。東日本大震災が起こる。当時はネット社会の黎明期、と言っても過言ではないであろう。スマートフォンが徐々に普及しつつあった当時の社会。大学の卒業式を間近に控えていた折原良平は、テレビでその惨状を目の当たりにし、人生観がガラッと変わったという。現在もフリージャーナリストとして第一線で精力的に活動している彼に、お話を伺った。

――― 本日は、お忙しい中、インタビューに快諾していただき、ありがとうございます。

「いやいや、全然(笑)。お互い同業者なわけですから、そんなにお気になさらず。あと、あなた私と同い年でしょう?」

――― そうでしたね(笑)。お互い平成元年の早生まれでしたね。

「そうそう。だからそんなに畏まられると、逆にこっちが困っちゃいますよ。現にこうやってリモートという形で、やらせていただけるのも、非常にありがたいですし。何たって自宅が仕事場みたいなもんですから。」

――― そう言っていただけると嬉しいです。ありがとうございます。それでは早速、色々とお話をお伺いしたいのですが、折原さんは、大学卒業間近という時に、東日本大震災のニュースをご覧になったことが、今の職に就くきっかけになったとお聴きしております。改めて、当時のことを振り返ってお話しいただけますでしょうか。

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