【CDレビュー（2）】this - plenty

早速2枚目のCDレビューに入ろうと思います。

今回ご紹介する作品は…。

plenty さんの、”this” という作品です。

このアルバムは、全体的に切ないトーンの雰囲気を感じました。これが、plenty さんの持ち味と言っても過言ではありません。どうしても明るい曲を聴けるコンディションではない時に、そんな心に寄り添ってくれる。そんなアルバムだと感じました。

特に、”プレイヤー” という曲から始まっているところが、非常に素晴らしいと思いました。

生きることへの悲しみなどを歌っているようなイメージを感じたのですが、最終的には、「でもやっぱり生きていこう」というメッセージ性も感じることが出来ました。

それを感じることが出来たのは、”よろこびの吟” という曲を聴いた時でした。この曲は、恐らく、「生きていくことへの決意表明」というニュアンスも含まれているのではないでしょうか（個人的な解釈になってしまうのですが…）。

つらいこともあるけれど、最終的に前を向きたい。そんな心情の方々には、是非聴いて頂きたいアルバムのうちの1枚ですね。