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抑うつというよりうつ病。

約10年以上ぶりに初診で心療内科。

いや途中でデパスをもらいに1カ所行ったことがあるけれどそこは通わなかった。その時は通院は不要かと思ったし、実際不眠気味ではあったが乗り切れた。

しかし今回のあまりにも動悸が続いていて、朝から夜まで、とにかく息が苦しい。頭も痛くて、いくつイヴ(常用している鎮痛剤)を飲んでも全く効かないので、これはメンタル由来ではないかと思い当たった。

たまたま初診の診療内科の空きが会社の近くで比較的早めに取れた。助かった。行きたいと思って1ヶ月以内に診察を受ける。これはかなり難しい。日本は病んでいる人間に溢れているのだ。
ラッキーだ。

あとはとにかく先生との相性に尽きる。と思いながら予約した。この部分については十数年前やらかした泥沼を書き残したくなったら書こう。

昼休みに少し早く会社が出た。ほとんど予約時間。そのちょっと前に受付したら、その時点で10組ぐらい待っていた。
そうだ。心療内科って確かに予約しても長時間待つんだよなと思い。ただ昼休みに来たのは有給休暇がほとんど残っていなかったからなので、何とか不在をごまかせる時間に会社に帰りたいなと思った。

予約時間12:15
診察室に入ったのが13:05
アウトだけど、所用としてなんとかかんとかごまかした。悪だな。ごめんな。

初診なので、これまでの生育環境とか現在の家族構成とか、辛かった過去の出来事とかまぁそういうことをいろいろ話す必要がある。理解はしている。先生はどうして今私がこうなっているのかを会話からある程度推測する必要があるから。

だけど、私はその時点では自分自身の体調がそこまで悪いものであるとは考えておらず、現状を乗り越えるために眠りやすくする薬と苦しくなったときに飲む頓服薬、精神安定剤のようなものを出してもらえたらと考えていた。

しかし先生の見立てでは抑うつ状態から本格的なうつ病になりかけており、抗うつ剤の処方必要との診断。

胃薬2種、抗うつ剤、精神安定剤2種、入眠剤
想定したよりもはるかにたくさんの薬が出てしまった。

以前鬱を患った際、飲んでいた薬を減薬→断薬する過程が非常に苦しかった記憶があり、常用する抗鬱剤に抵抗感を持っていたが、ひとまず現在の症状が落ち着くかどうかはやはり試してみないとわからないのではないかと考え、処方通りに飲んでみようと思った。

ただし、果たしてこんなにたくさん薬を飲んで、朝きちんと起きられるのだろうか。
すごく不安。
ちなみに医師からは現時点で休職を勧められる。それについてはキャリアを中断したくない、どうしても。と伝えて様子を見ることになる。

でも起きられるかは不安だった。
何しろ過去に1年8ヶ月も休職している。抗鬱剤や安定剤が昼間にかなり眠気を引きずる事は身をもって知っていた。


仕事は冬場が繁忙期のため既に忙しくなっている。
この日も少しだけ残業になり、おそらく帰宅は21時ごろ。風呂に入る気になれず。洗顔をして着替えて夜の薬を飲んで就寝。おそらく22時30分ごろ。

これまで私は、前回の鬱のときもだが、入眠剤を飲んでもなかなか寝付けなくて。
または寝付くまで時間がかかったり、何なら2日ぐらいは寝れないまままどろんだだけで朝を迎えるなんてこともざらにあった。
いわゆる不眠症気味の人間だったのだが、この日、夜のお薬を飲んだ5分後には寝落ちした。
これには翌日かなり驚いた。夜中に2回ほどトイレに起きてその時少しふらつきを感じたかなぁ?でも歩くのが無理なほどではない。夢も見ている気がするが、過去にあったような強い悪夢ではない。

翌朝、眠気は残っているものの時間には目が覚めた。
なんと動悸がしない!そして頭痛もない!
思い込みが激しいのか、薬がよく効いているのか。ただ単に寝れたからなのかさっぱりわからない。動悸がしないだけでこんなに生活が楽になるなんて思わなかった。

とりあえず処方してもらった薬は非常に体にあったと言えるだろう。


久しぶりの通院の記録。

つけようと思ったのは、病院で以前なにを処方されたか聞かれたらが、あまりにもむかしで覚えてなかったからだった。
自分のために覚えておこう。



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