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海辺のカフカ考:アンチ村上春樹をやってみるw

村上春樹『海辺のカフカ(上下)合本版』(新潮文庫) Kindle版

1) 思わせぶりなテーマ設定:父殺し・母親エディプスコンプレクス
2) 主人公の”カフカ”さえあの「カフカ」ではないw
3) 収斂しない二重構造:カフカ / ナカタさん
4) 安易な夢落ち:勝手に姉ではないかと妄想する女性との夢の中での近親相姦
5) 安易な代償行為:母親代わりの年上女性との15歳思春期少年の代償的近親相姦
6) 隠喩で意味深に語る文体:意識高い系と思い込む読者を酔わせるイカサマ小説家w
7) 意識高い系のLGBTQの登場人物

大島さんの自己紹介「僕はこんな格好はしていても、レズビアンじゃない。性的嗜好でいえば、僕は男が好きです。つまり女性でありながらゲイです。ヴァギナは一度も使ったことがなくて、性行為には肛門を使います。クリトリスは感じるけど、乳首はあまり感じない。生理もない。」

ところで、僕の好きな吉本ばなな『キッチン』にも女主人公の男友達の父親 / 母親が”オカマバーのママ”として登場する。バーの従業員ホステスは若い男女に肉体関係をしきりに勧めるのだけれど、二人は決してセックスしないし、むしろその気さえ起きないようだ。あの小説はノー・セクシズムの画期的な作品なのではないかと…、話が横道に逸れたけれど、ふとそう思った。。。

ビートルズ「ノルウェーの森」と村上春樹「ノルウェイの森」
村上春樹「ノルウェイの森」とビートルズ「ノルウェーの森」


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