noteも小説も初心者の私が、【だいたい2000字小説】を始めた理由
コーヒーにとってのドーナツのような、紅茶にとってのスコーンのような、あなたのブレイクタイムのお供になりたい甘川楓です。
本日は、私が【だいたい2000字小説】を始めました理由を、つらつらと述べさせて頂こうと思います。
お飲み物を片手に、しばしお付き合い頂けますと幸いです。
(こちらはだいたい1800字の内容となっております♪)
【だいたい2000字】だと可視化するワケ
少しネット検索しただけでも、2000字前後の小説や記事というのは既に世の中にたくさんあります。note内だって例外ではありません。なんなら、ブログを書く人向けの記事に、2000字くらいの記事が書き続けやすいし読む側も飽きないよ、なんてアドバイスがあるほど。
文学の世界では、掌編小説やショートショート、超短編といった名称で呼ばれる2000字前後の作品群があります。青空文庫を覗けば、かの芥川龍之介先生の『蜘蛛の糸』だって3300字弱の字数(2000字からは離れましたが…なんなら、それは短編小説だって怒られそうです。笑)。
ただ、長編小説や短編集ばかり読んできた私は、「掌編小説」や「ショートショート」と言われてもいまいちどの程度の長さを指すのかピンときませんでした。
しかも、現代人は忙しい。
情報が指先で得られる社会の中では、役立つ・為になる・すぐ使える記事が一番で。
情報でも何でもない文章をゆっくり味わうほど暇じゃないのです。
でもそれって、寂しくないですか?
娯楽があっていいじゃん、心に遊びがあっていいじゃん。
小説って、想像力さえ働かせばすぐできる、リスクなし担保なし最高の現実逃避手段だと思うのです。
私は、日常に忙殺されている人々にこそ、読んでいただける小説が書きたい。そこで、【だいたい2000字】という、終点を敢えて可視化した小説を書き始めました。
うんうん、終点が分からないことも、小説の楽しみのうちだと私も思います。それはそれで、激しく同意します。
でも、長編小説を読んでいるときなど、この章まで読み終えてから次のことしようって、あと何ページくらいかなって気にした経験、誰にでもあるはずです。私なんて、ホグワーツの大広間でハリー達と話していたら現実の母から家事を頼まれて、「あと20ページ待って」って返事をしたことが何度もあります。
noteという世界で、いろんな忙しい人達に楽しんでもらえる小説を。
そう思ったら、字数の可視化は必要不可欠でした。
読むスピードは、平均500〜600文字/分
速読協会さんによると、本などを声に出さずに読む場合、平均500〜600文字/分だそうです。
私の投稿のコンセプトが、ブレイクタイムのお供。
なので、「お手隙の際に」ということを考えると、5分以内に読了できたほうがいいだろうと【だいたい2000字】で書くことに決めました。
【だいたい】というのは、プラスマイナス100文字を意識しています。
それは、行間であったり、逃げであったり、幅であったり。
約、およそ、といった言葉よりは幾らか親しみが滲み出るような気がして好きです。
何よりも、「書く」訓練に最適
いろいろ述べてきましたが、本音はここです。
まず、物語の構成の練習がしやすく、様々なジャンルに挑戦しやすいと言われています。1000字では足りないけれど、3000字では続かない気がする、そんな書き手の方にもピッタリかと思います。そのうち自分の得手不得手なジャンルに気付くことが出来るかも。
次に、誰かに読んでもらえると意識することで、納得できるものを投稿したいと試行錯誤します。これを繰り返すうちに、私の筆力も上がっていく!と期待したい!!いや、向上させます、はい。
作品に対するアドバイスやご提案のコメントも大歓迎です♪
以上のような私の独りごとにご賛同頂き(そんなモノ好きな方はなかなかいない?そう仰らずにー)「読んであげてもいいかな」「自分も始めたい」「なんなら既に始めている」というnoteクリエイターの皆様、
ぜひ一緒に【だいたい2000字】のタグを盛り上げて行きませんか!?
よろしくお願い致します!
ほんの少しだけ甘川楓が気になってきた方へ
本日も最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございます。
次回の【だいたい2000字小説】は、今週金曜日に投稿する予定です。
次回は、学校を舞台に、あの妄想を繰り広げようと思っております。
お楽しみに!甘川楓でした。