やさしい人が孤独でなく。当たり前にやさしくいられるように
先日書いた優しい人の居場所になる。そんな場所となるコミュニティ「優しい場所サロン」
その内容を考えています。
そのためにもなんでそんな場所が必要だと考えたのかから前回と重複もしますが書いていきます。
まず一つに
世の中の多くの問題が実は小さなやさしさで解決するのではないかということです。
その筆頭で話題に上がりやすいことに【満員電車ベビーカー問題】があります。この問題本質でいえば、満員電車というものそのものが存在する日本の働き方暮らし方なんだとは思うのですが、それはなかなか難しくその手前に今困っている人を支えてあげなければなりません。
満員でベビーカーが待っていたら
√降りて車両を変えてあげるやさしさ
√それによって起きうる遅刻も「ベビーカーに電車をゆずったので」というと許されるやさしさ
√スペースでいえばもし空いているのなら車いす用にある広い部分を譲るやさしさ
そんな優しさがあれば解決するんだと思います。
そして世に起こる凄惨な事件。
そんな事件を起こす人にはサイコパスといわれるような人もいるのはわかっています。でも全部が全部そういう人ではなくて、何か不満や不安からたまったものが、結果として大きなことにつながってしまっている場合も多いのだと思います。
いじめやいじりといわれる明確なものはもちろん。
承認されていない不安から疑心暗鬼になりいろんなことが悪いように自分へ影響して行ってしまう場合も含め、周りの人の「どうした」「最近どうよ」「げんきー?」そんな言葉で救われるのではないかと思っています。これも言い換えれば気にかけてあげる気にしているよというやさしさなんだと思います。
そして最後に、先日こんなツイートがすこしばずっていました
彼女の行動が正しいかどうか、あとからいろんな議論が起きています。
『正しいか』は正直僕にもわかりません。学ぶことは1つではなく様々な視点から見る必要があります。
しかし、その瞬間の判断としては十分に正しいといえると思うし、何より周りの声からはやさしさなどみじんも感じ取れません。
人の命です。
誰の、どんな、仕事よりも思いはずです。
今回は大事には至っていなかったようで何よりですが、こんな風にやさしい行動に寛容でない人が世の中にはいっぱいいます。
そういう人には色々いると思います。
多くは自分にやさしさが向いていないのだと思います。しかしやさしさとは基本的には優しくした分返ってくるもの。
だとすれば誰かが最初のやさしさを振りまくしか、世界は変えられないのではないでしょうか。
そんな優しい人が増えること、また優しい人が当たり前に声をかけてあげれる人であれるように。
優しいをチャージできる居場所
そんな場所を作っていきたいんです。
揚げ足を取らずに、やさしさについて上記でも挙げたベビーカーなどの問題について議論したり。
日々起きたことにもっとどんなやさしさをかけていけるか考えたり。
自分がどんなやさしさをできたか話したり
ルールではなく助け合うことでいかに何かが解決できるのか考えていけるか僕にもまだわかりません。でも世界を変えるのは個人からだと思うんです。
決して正解を見つける場所でなく、やさしさをチャージする・できる場所
みんなで作りませんか?
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goto(ごとー)
いくつかのコミュニティでコミュニティデザインの相談を受け持つ。
箕輪編集室コミュニティデザインチームリーダー
相談などありましたら
ツイッターDMお気軽にご相談ください。