今一度大事にしたい雑談

大げさかもしれませんがオンラインにすべてのフィールドが移り変わろうとしています。
いま世界中猛威を振るうコロナウィルス。その影響で様々なもの在り方や消費のされ方が変わってきています。
ぱっと思いつくだけでも

不動産の価値は激動
本社ビルを大きく構えるメリットの低下や、通勤コストに関する労働者サイドの価値観変動による本社立地の価値変動、居住住宅の防音可や書斎配備などのリモート対応物件の優位性増加などがあります。それにともない人々の時間の消費も変わっています。

通勤に必要だった往復2時間が可処分時間として
また、勤務体系の変化から、成果主義になれば睡眠障害などで、日中の活動が困難だった方/何かしらのアレルギーで外に出れない方/移動に対してハンディのあった方々にも活躍の機会が増えると思います。急に現れた2時間を狙ったビジネスやその時間による消費物の増加の恩恵を受ける業界も在るでしょう。

セカンドライフと昔話題になったオンライン上の都市計画なども再度注目されるかもしれません。簡単に考えるだけでも想像しうるだけでこんな可能性があります。（あくまで妄想ですが）

・・・

そんななか人々のコミュニケーションはどう変化していくでしょうか。
コミュニケーションとは人類や生物の武器でありこれを発展させ記録し速度と精度を上げた故の経済や文化の発展であるともいえます。
そんなコミュニケーションのこれからの変化はまず、オンライン上で行われるテキストコミュニケーションの急激的な爆増でしょう。
スラック等を1社導入するだけでとんでもないデータ量がネット上に生産されます。
それらを円滑に行うためのコツは売り物になるでしょう。
コミュニケーションデザイナーなんて仕事もうまれる気がしています。
またオンライン通話/会議の滑らかさにも価値が生まれそうです。
ビジネスシーンでの変化にとどまらず、親世代も当たり前にSNSやチャットツールを駆使することになるともはやコミュニケーションの主戦場は全世代的にオンラインになるかもしれません。

･･･

そこで本題になりますが、今まではコミュニティとは枠組みを認識することでした。加入する入口を設けてそこで差別していき興味集団や営利組織を作ってきました。
いま枠を作ることはとても簡単になっています。
枠の価値を感じることも少なくなります。
個人が自分だけの枠をいくつでも簡単に作ることができるからです。
そして今まで以上にその枠に入るための条件を明確にしていく時代になります。
そんななか問われる能力はコミュニケーションのチカラだと思います。
なぜならそこで自分の価値を出すためにはそのなかで価値提供することが必要だからです。
もう一度いいます。コミュニティは誰でも作れる時代になりました。コミュニティの中で行われるコミュニケーションの設計や自分自身がいかにいいコミュニケーションしていくかが問われる時代になると思います。

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例えばリモートワークにおける1番の課題として挙げられるのが雑談の減少です。
エレベーターの中や隣の席と、給湯室での「よっ元気？」「そういやあれどうなった？」そんな会話に実は価値がありそれらがなくなることで所属意識低下やコミュニケーションエラーの原因となるようです。
これらは意図的にうまれるように設計するのも重要ですが、意図的に生み出す人が増える必要があります。そんなオフラインでの当たり前をいかにオンラインでも行えるのか。そしてそれをいかに行える状況を用意するのか。そんな力が大事になってきます。

枠の作り方の時代は終わり枠にいかに価値を持たせられるかの時代に

わかっている人は当たり前にしていたことだけど、いまからコミュニティという言葉に注目する人に向けたお話でした。

それでは。

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