【実践編その7】家事を楽にするノウハウ8つをまとめて公開します
仕事に励みつつニコニコ子育てする在宅ワーカーを目指して始めたこの実験も、いよいよ終盤戦です。
実験の詳細はこちら→https://note.com/k5writer/n/n14f42ec64ecf
今回は、これまで家事と育児に真剣に向き合う中で習得した家事ノウハウをご紹介します。在宅ワーカー向け、かつ、食べ盛りの子どものいる家庭向けの内容となっていますので、似たような環境の人は目をとおしていただけたら!
1.「なくなったら買いに行く」でなく、手帳を見て「この日行ける」のがまとめ買いデー
まとめ買いが好きです。かつてはフルタイム勤務していたこともあって土日にまとめ買いすることが多く、「ちょこちょこ買いは”悪”だ」とさえ思い込んでいました。それどころか、これは実験を通じて気づいたことなのですが、買い物を含む家事そのものを「”悪”だ」とすら思っていたようです、……人間として問題あり? 「時短家事」を心がけるあまり、「家事に時間をかけるのは悪だ」→「家事自体、悪だ」という心情になっていたみたい?????
実験を通じて自分の心と向き合った結果、家事をポジティブに捉えられるようになりました。「極力先送りしよう!」と力んでいた、買い物という家事にも冷静に向き合えるようになり「先送りするよりは、動きやすいこの日に済ませておこう」と、以前より計画的に動けるようになりました。「ああ、この忙しいのに買い物行かなきゃいけない」とイライラすることがなくなったのはうれしいです。
2.“人気者”はまとめて2袋(2パック)購入
1袋ずつ買うのが当たり前と思っていたところ、ある日ふと気づきました。「どうせすぐなくなるのに、なぜちまちま1袋ずつ購入しているのだろう?」。そこで最近は一度に2袋購入しています。
我が家の人気者は夏野菜でいえば、なす・トマト・きゅうりなど。なすが1袋4本の場合は一気に8本、トマトが1パック5個の場合は一気に10個買うことになりますが、かるく使い切ってしまいます。我が家の場合、例えばなすの揚げびたしをつくるのなら、1食で4本ほど消費します。8本ぐらい冷蔵庫にあっても、なんてことありません。
たんぱく質系でいえば挽き肉・鮭の切り身・豆腐などかな~(安あがり!)。
3.「○○がないから慌てて買い物に行く」を防ぐ、冷凍食品や乾物のストック
私が冷凍食品に抱いていたイメージは「料理を楽にさせてくれるもの」。確かにそうなんですが、最近はそれ以上に「生鮮食品を補ってくれるもの」と捉えています。この発想に基づいて、かつては気まぐれかつ無計画に購入していた冷凍食品を、戦略的に購入するようになりました。
うちの場合、冷凍食品は「豆・いも・きのこ・葉菜」(皮むきやカットなど下ごしらえの済んだ野菜類)「挽き肉」「うどん」を常備するよう心がけています。これに加えて、レンチンすればすぐ食べられる「惣菜系」、揚げるだけでOKの成形済みコロッケやメンチカツ・魚フライなどあれば安心です。
乾物は、きのこ・かつお節・桜エビ・切り干し大根・ひじき・わかめ・高野豆腐、そしてやっぱり麺類ですね。こういうものがあると、心に余裕が生まれます。そして、これらのストックが切れたからといって慌てて「買いに行かなきゃ!」とはならないんですよね。つき合いやすい存在です。
4.食材を買うだけでなく惣菜も買っちゃおう
惣菜を買えば夕食準備の負担がぐんと減ります。外食するよりは断然お得ですしね。子どもたちの食欲が増し、夫が(本人手づくりの)弁当を持って行くようになって食材の減るスピードがはやくなった今、惣菜を買う機会が増えるのも自然な流れだと思っています。
5.「この1袋とりあえず使いきっちゃえ」で料理する
以前は「このエリンギ少し残しておこう。毎日きのこ食べたいしね」とわざと中途半端に残すことが多かったところ、「エリンギ1パック使い切ろう。明日は冷凍食品のシメジを使えばいいし!」という選択をすることが増えました。おかずがボリュームアップするし冷蔵庫はすっきりするしいいこと尽くめ。
6.「少しずつ料理する」が実は負担軽減になる
かつては、「昼は1人だし冷凍総菜やインスタント食品でいいや」ということが多かったのですが、家にいる日は少しでも昼食をつくる習慣がつきました。夕食までまわすつもりで、味噌汁などたくさんつくります。夕食の準備は当然、楽になります。昼食と夕食で同じおかずを食べるのは、あまり気になりません。インスタント食品よりは栄養バランスもいいしヘルシーかも。
7.「家族全員が同じ栄養をとる必要はない」と割り切る
習い事の関係で1人早い時間に夕食をとるニシ。やや偏食気味で、食欲にも波があるこの子のために「完全な夕食」を「大急ぎで」用意するのは、お互いにとって負担感が大きいと認識しました。
そこで、ニシの夕食は作り置きおかずや残り物を中心にメニューを考えることに(昼食時に多めにおかずを作れた日はそれも活用します)。それすらない場合は、冷凍総菜やインスタント食品の出番です。
※詳しくは【実践編その6】の後段に記述しています。
この方針を決めた当初は、「冷凍総菜やインスタント食品ばかり食べさせるようになるのでは」と心配しましたが、それほどでもないです。何種類か用意したおかずを、「好きなもの食べて」と提供する日々。方針転換のおかげでお互い気持ちが楽になりました。
子どもの成長と共に、家庭での時間の過ごしかたは少しずつ変化していきますよね。「家族そろって夕食」というスタイルが少し早めに崩れた我が家にはマッチしている方針だと思っています。
8.「ご機嫌を壊さない程度の家事」を心がける
最近、久しぶりにお掃除ロボットを使ってみました。10年ほど前に購入したものの、これまで極めて出番の少なかった代物です。取材と食料買い出しで留守の間、頑張ってくれました。ロボットが入りにくい場所はフローリングワイパーとコロコロを駆使。暑くて掃除がおっくうな日にもぴったりの方法です。
「楽をさせてくれるグッズ」を積極的に使い、自分が機嫌よくいられるちょうど良い塩梅の家事を続けていきたいと思います。
8つのノウハウを実践した9月前半の自己評価は
最近、自己評価が甘すぎるような気もします、……でも、育児に対して前向きなイメージが持てている証拠といえるかも!
今回の報告も「相変わらずの家事・育児日誌」となってしまいましたが、次回報告【実践編その8】では仕事や未来のビジョンについてお知らせします!