スクリーンショット_2019-07-08_3

このチームだからできたイベント。このチームだからできたデザイナーとしての成長。

1000人規模のイベントのデザインとチーム

先日ヒカリエで行われたチームをテーマにしたイベントPxTX。お陰様で沢山の来場があり、反響も沢山いただいた。


今回なぜこのイベントを行ったのか
詳しくはここの記事に。


こんな想いのもと企画されたのがこのPxTX.(People by Team Experience)

今回このイベントでは制作物諸々のデザインを担当させてもらい、当日はカメラマンをしていた。PxTXの裏側のチームが個人的に超学びになって、刺激盛りだくさんだったのでフォーカスしようと思う。

チームをテーマにしたこのイベントを企画運営するチームは主に3人の先輩メンバー。みんな社会人歴は結構ある脂ののったイケてるメンバーだ。

このチームが本当に凄かった。と言うか、かっこよかった。
大きくこの2点の姿勢が僕には強烈にかっこよくみえた。

- お互いがお互いの期待を超え合う姿勢
- 走りながら、磨く。臨機応変。

つまるところ、コトに向かう姿勢が尋常じゃないということなのだが
チームでやると、ついつい人の失敗だとか言葉尻だとかに目がいってしまうことがある。追い込まれているときは尚更。未熟であればあるほどに。

このチームが旗を掲げたからこそできたイベント🚩


お互いがお互いの期待を超え合う姿勢

今回のこの企画はアトラエとしては初めてのカンファレンスだった。
だから来てくれた人が、次のイベントも期待するようなものにしたかった。

だからこそ、お互いがいろんな意見を出しながらそれを形にしていく。形になっていくたびに、違いが刺激され、もっと期待を超えるものを。そんな姿勢が素直にかっこよかったし、僕自身チームの良さを改めて認識した。

アトラエはまだまだ人数60名程度。だからイベント専任なんていない。他の業務もやりながらイベントの進行もしていく。だからお互いの期待を超え合うことである種背中を預けている感じになってた。

ただこの3人だけじゃなくてアトラエというチームだったからこそ、今回のイベントが出来上がったのは間違いないし、メンバー全員の支え合いの結果だなと思った。

当日の様子を伝えるためのアフタームービーもサクッと作ってしまう先輩もいる。本当にお互いがお互いの基準を高め合えるのチームは最高だ。

走りながら、磨く。臨機応変

イベントに限らず、人が関わり、進めるものにはサンクコストがつきまとうと思う。今までかけた労力やお金が無駄になるのが嫌でついつい妥協した判断をしてしまうことが。

初のイベントだから、右も左もわからないような状態での出発。もちろん軌道修正もたくさんあった。

このチームは止まる事なく、労力のサンクコストを嫌がらず、最後まで良いものにしようという執念で形にしていた。

この2つの姿勢がチームとしてあったことが、このイベントを作りきる大事な要素になって、このチームが旗を掲げたことだからこそできたことだと思った。

このチームでやり抜けたからこそできた成長💪

今回このイベントに関わる中で、僕はデザイナーに転職して1年を迎えた。
今まではwevox のプロダクトのUIUXデザイナーとして。未経験がゆえに右も左も分からないもがくしか無い感じの1年だった。デザインが好きなんだと思うことは沢山ありましたが、ひたすらに自分の実力不足に苦しむ毎日です。笑

ただこのチームでの経験やこのイベントの経験が僕の一個のティッピングポイントになったことは間違いない。

- お互いがお互いの期待を超え合う姿勢
- 走りながら、磨く。臨機応変。

このイベントで先輩の力を借りながらではあるが、イベントのWebページ、トートバッグ、冊子、パンフレット、パネルなどの制作物。UIUXデザイナーという職種を越えて幅広く作らせてもらった。

正直紙のデザインなんてしたこともない、本を作ったことさえない。webと紙を横断しながらの、目まぐるしい制作期間だった。

お互いがお互いの期待を超え合う姿勢

限られた時間でどれだけのアウトプットを出すのか。イベントの開催日、諸々の納期は決まっている。その期間で僕自身とみんなが出しても恥ずかしくないものを出せるかどうか。


正直記事の編集以外の本のデザインをまるっと1週間でやると聞いたときはマジでビビった。7章、60Pマジかよ。

表紙のデザイン/中身のデザイン/構成も含め1週間で畳切きれんこれ?と思ったが、いざやって見ると入稿まで1週間半かかったものの、何とか完成した。

途中途中のアウトプットを出して先輩から

それ普通やな。

というFBが一番きつかった。本屋に行き本を漁り、Pinterestとドリブルみまくって引き出し増やすのに精一杯だった。そしてアウトプットを何回も出した。

何回転もしてようやく完成して、届いた時にメンバーが喜ぶ姿がある、当日いろんな人が読んでくれる、登壇者の方も褒めてくれる。そんな本が出来上がった。

当日の参加者の方が手にとる姿を見るまで全くほっとできなかった。笑

このチームだから自分の限界を引き伸ばせたのかもと思う。

走りながら、磨く。臨機応変。

webも本も全ての制作物も出来上がったと思ったら直前でひっくり返ったり、追加が入ったりする。サンクコストが頭に浮かぶ。

でもこのチームはそんなことを微塵も見せないチームだった。自分の未熟さ故だと感じた。でも結局アイデアとアウトプットは何回転もした方が良いものになる。

次もイベントに来たい。そう思ってもらって、1つでも多くの人の満足した顔が見るためにも僕自身が意識したことは2つ

- 良いものになるなら、どんなに労力を割いてもそのアイデアを形にする。
- 余裕のない時ほど余裕な顔をする。態度を選ぶ。

デザイナーは形にする、みんなのアイデアを可視化することで議論の叩きになる。どんどんチームの解像度が上がる。だからみんなの議論のレイヤーが同じになるよう見える化していく。

そして信頼されるからこそ、仕事が集まる、僕だって不機嫌な人に仕事なんて渡したくない笑、追加の意見を言うのも憚られる。良いものになる機会がどんどん減っていく。

今回本の校正を社内メンバーにお願いした時にかなりのメンバーが部署を横断して協力してくれた。たくさん意見をくれた。最終判断は作り手だが、モノをつくる上でFBをもらう機会は貴重だなと思えた。

だからみんなから良いアイデアや意見がもらえるように態度を選ぶ。そうすることで走りながら、磨ける。臨機応変に動ける。

チームだからこそ

今回のイベントが立ち上がり、無事終了したものチームだったからこそ。
一人じゃできない。

アフリカの諺で早く行きたいなら、一人で行きなさい。遠くへ行きたいなら、みんなで行きなさいと言うものがある。

If you want to go quickly, go alone. If you want to go far, go together

でも僕はチームでも早く行ける。早く行けるし、遠くも行ける。そう思った。

成長したかどうかは僕が決めることでは無いかもしれない。周りがこいつ変わったなと思うかどうか。

ただこの経験は自分自身にとって1つ大きな何にかを掴めた気がするのも確かだから、忘れずに精進していきたい。

最後に

デザイナーとして結局何が自分を突き動かすのか

今回のカンファレンスで亀田さんが初期衝動に勝るものは無いという話をしていた。今回この期間で感じたことがある。多分僕の初期衝動だ。

笑顔をどれだけ生み出せるか

結局何か作った時に笑顔が増えることが嬉しい。今回のイベントもたくさんの笑顔があるものになっていた。デザインは笑顔を生み出すために心強いものだ。

かっこいい自分でい続けられるのか

日々ダサいことだらけです。でもどうせ生きるならチームメンバーのようにかっこいい痺れる。やばい俺もやる。みたいな連鎖反応起きる方が楽しいじゃないですか。かっこ良く生きたいじゃないですか。

その仕事の先にうまい酒が飲めるか

このイベントが終わった後のビールがかなり美味しかった🍺美味しいお酒を飲めるあの瞬間がかなり至福。

まだまだ青いなーと思いながらもこんなことが僕の初期衝動だったりするんだろうなと思ったイベントでした。まさに大人の文化祭感。

また来年PxTXさらにアップデートして皆さんの期待を超えてチームの価値を再認識できるようなイベントにしていきたいです。「We are the TEAM!」と言える組織やチームを増やしていけるよう、デザイナーとして、ビジネスマンとしてもっと一皮二皮向いていこうと思います。


・・・

Thank you for coming


いいなと思ったら応援しよう!

Keigo Arakaki / Atrae, Inc.
サポートいただいたお金は組織やデザインの勉強に当てさせていただきます!