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【映画レビュー】彼女は根っからの悪役なのか?映画『クルエラ』観賞

みなさんこんにちは(⌒▽⌒)

ディズニープラスで8月27日から会員限定で無料配信が始まった『クルエラ』。プレミア料金(3000円ちょっと)を払ったらもっと前から見れたんですが、ちょっと高いかな⁇と感じ、今まで我慢してました。

ディズニー映画は普段あまり視聴していなかったのですが、『101匹わんちゃん』は視聴したことがあったため、本作に興味がありました。

題名:クルエラ
監督:クレイグ・ガレスピー
出演:エマ・ストーン
   エマ・トンプソン
   マーク・ストロング

そんな本作なんですが、ディズニー映画『眠れる森の美女』(1959)に続き、1961年に公開された『101匹わんちゃん』の悪役「クルエラ」が悪に染まるまでの物語です。

蓋を開けてみたら、想像とは全然違う内容でびっくり!いや、めっちゃ面白かったんです。「ディズニー映画だから」とか「101匹わんちゃんの実写映画だから」ではなくこの作品単体として非常に満足できる内容でした。

とはいえ時代背景や物語の繋がりなどを考えると、『101匹わんちゃん』の前日譚というには納得しかねる内容ではありました。原作アニメでは単なる手下として描かれていたジャスパーとホレイスも、本作では小さい頃からの盗人仲間といった感じでした。

散々よく言われているのは、DCコミックスにおける最恐の悪への変遷を描いた『ジョーカー』(2019)みたいな感じ。ファッションデザイナーを夢見る少女エステラが、いろんな不幸に見舞われ続け悪へと変貌を遂げていきます。変貌していくというよりかは、物語中ではエステラとクルエラの二重人格として進んでいきます。

原作でのクルエラのあの口うるさい感じはあまりありません。これはエマ・ストーンの芸風?によるものなのかもしれませんね。意地が悪くて尖った雰囲気は同じでしたが。クルエラの乱暴な運転など原作を彷彿とさせるようなシーンもいくつかありました。

クルエラは「ディズニー史上最も悪名高きヴィラン」と言われていますが、正直、本作での悪役であるバロネスの方が胸糞っぷりを発揮していたように思いました。

あとちょっと気になったのが、オープニングムービーが白黒に「Disney」という赤文字だったこと。原作のクルエラと彼女の愛車をイメージした配色だったんですかね⁇あまり詳しくないので分かりませんが...。

エンドロール後にはクルエラから2匹のダルメシアンをそれぞれロジャーとアニータに送るシーンがあります。この2匹が原作でも主役犬となるポンゴとパディータになるんですね。

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