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大切にしたいこと


日記 2024/4/9(火)


 人間として生活を送って行く上で、大切なのは相手を言い負かすことではなく、否定されたことに対して感情にならないことだと最近理解した。


 自分も含めてなのだが、口論というものは感情が原因で起きることが多い。相手に否定されたことに対して、反射的に自分も否定してしまうことで口論が始まってしまうことが多いのだ。
 そしてその口論はおおよそ不毛であることが多い。それは意見の違いに対しての口論ではなく、ただ単に否定されたことに対する苛立ちに端を発した口論をしてしまっているからだ。そのような状態で意見を交わしても有益な結果を得ることは出来ない。

 議論をする理由は、より良い結論を得るためでなければいけない。お互いの意見を吟味して、正しい結論を得るために、双方が動いていかないといけない。
 人というものは、否定されると無条件で否定し返したくなるものである。ただ、そこで自分を抑えることが必要なのだ。
 相手の意見の要点を捉えて、自分の意見との相違を理解し、その上で話すべきなのだ。実りのある議論をする為には、しっかりとした前提の定義が大切である。

 結局のところ伝えたいのは、議論においては、感情的になっても良いことは無いということだ。意見が対立したときでも、感情に左右されずに行動して、お互いにとって有意義な時間を過ごしたいものである。

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