ギブ案件
こないだ、ADになってからの初任給と父の誕生日祝いを兼ねて実家に地ビールのセットを送った。
ネットで注文が確定してから気づいた。
俺が「自主的に」親にプレゼントしたのなんて初めてじゃないか?
というのも、1年前の正真正銘の新卒初任給の時は父に半ばカツアゲされる形で、カーネーションを花屋で買って母に送った。母からのお礼の電話もタイミング悪く仕事中で、何度もかかってくるので少し面倒に感じてしまった。
それが今回は送りたいというピュアな気持ちで送ってみた。
これがすごい楽しいじゃない。
ちゃんと届いたかな、喜んでくれたかなと気になってしょうがない。
あげく仕事中にも関わらず母に届いたかと確認してしまった。もうギブの虜じゃん。
文系大卒のスタンダードといえる大企業営業マンには目もくれずテレビの仕事を志したのも、実は心の奥底にギブを喜ぶ精神があったからなんじゃないか?
そういえば、賢そうな人が出してる賢くなれそうな自己啓発本にも、ギブする傾向の強い人とテイクする傾向の強い人の2種類いるって書いてあった。
それによれば、幸せな人生を送るにはギブ側であることは結構大事である。的なことが書いてあった気がする。
なるほどな、それならギブをしない理由がないな。楽しい上に人生がうまくいくって言うんだから。
とりあえずこれからは、何事にもギブでいこー。