「積極的にいけよ、振らないと分からんだろ!」 高校までやってた野球で、指導者からよく言われた。 「いやいや、俺の狙いとかリズムがあるから」「好きな球を打たせてよ」。 1球目のストライクを見逃した時にかけられる、ベンチからの声は、本来MAXであるべき打席での集中を逸らす。 ベンチからの声にちょっとでもムカッとなる自分は、たいてい次の緩いカーブを引っ掛けて緩いサードゴロに倒れる。 ベンチまでのっそり帰ってヘルメットを脱ぐと少し冷静になって「空振りでもいいから初球の真っ直
こないだ、ADになってからの初任給と父の誕生日祝いを兼ねて実家に地ビールのセットを送った。 ネットで注文が確定してから気づいた。 俺が「自主的に」親にプレゼントしたのなんて初めてじゃないか? というのも、1年前の正真正銘の新卒初任給の時は父に半ばカツアゲされる形で、カーネーションを花屋で買って母に送った。母からのお礼の電話もタイミング悪く仕事中で、何度もかかってくるので少し面倒に感じてしまった。 それが今回は送りたいというピュアな気持ちで送ってみた。 これがすごい楽
「仕事以外にアウトプットする場所が欲しい、できれば文章でできる場所」と思っていた矢先、 2月に始めて、最初は不安だったADの仕事にも慣れて落ち着き始めたこのタイミング。 春には落ち着くだろうと思っていたウイルスが、落ち着くどころかむしろ猛威を振るっているこのタイミング。 「何かを始める日ランキング」万年2位の4月1日というタイミング。 酔いを味方に、色白細身茶髪前髪重ため馬鹿でかパーカー萌え袖着男子大学生(21)の肩にもたれかかる2次会終盤の女子大生のように、僕も19