「やる気になった」というだけでは、道半ば。
『若きウェルテルの悩み』で有名なドイツの作家、ゲーテの言葉。
私事ですが、何かと「やる気」がでれば、
物事がスムーズに運ぶと思いがち。
「やる気が出ない」
(=モチベーションが下がった、という言い方も含め)
なんて言ってみたりもします。
めんどくさいことに対して、やる気になるまで放置することもしばしば。
いやいや、そもそも「やる気」なんて
降ってこないことが多いのですが・・・
それでも、珍しく「やる気になった」としても、
ゴールはそのずっと先にあるわけで。
ゲーテの言葉が耳に痛い。
「まだ道半ば、だよ」
と教えていただきました。
とはいえ、
道の入り口な気もしています。
でも、ゲーテが半ばまで来ているというのでしたら、
多分そうなんでしょう。
やる気が出たら、道半ば。
だから、もう半分頑張ろうっと。
「実際はそんなに簡単じゃないよ」
との反論を受け止めつつ、
今回はポジティブで受け取りました。
ゴールまでの脳内プログラムを高め、
イメージトレーニングもばっちり、
マインドセットまで整えたら
どんな状況でもスムーズに行きそうです。
予想外の出来事はあったとしても
それすらもワクワクに変えられる。
アクシデントがあることで、
より一層やる気につながることもありますね。
やる気スイッチ〜
\ ポチッ /
私は『ファウスト』を途中まで読みましたが、
『若きウェルテルの悩み』はその題名のインパクトが強く、
ゲーテを子どもの頃から知っていたものの読めてはいません。
『若きウェルテルの悩み』は
ゲーテの実体験をもとに描かれたと言われている物語。
ゲーテの作品は大体が実体験をもとにしています。
ん?ということは・・・
『ファウスト』にも、もしかしたら実話的な部分が
あるのではないでしょうか?
メフィストフェレスとのやり取りが妙にリアルで、
ファウストの心情も不自然さがありません。
最後にファウストはメフィストフェレスに勝利するのですが、
それはゲーテの願いのようにも感じました。
ゲーテは『ファウスト』を書き上げるのに、
とても長い時間がかかっています。
その期間、なんと25年!
友人シラーがうながしてくれたおかげで完成した、
とも言われています。
あれ?
「やる気になった」というだけでは、道半ば・・・
25年・・・
うん、まあ、そういうこともありますね。
でも、ちゃんと完成したのだし、
素晴らしい作品には時間もかかります。
じゃあ、私も25年かかっても良い?
という話ではありませんが、
何か始めようと思ったら、
きちんとマインドセットをし、
ちょっとのトラブルも含めた
イメージトレーニングと
ゴールでの自分の姿にワクワクすると決めたら
「やる気」も自然と湧いてきそうですね。
気づけば、今年もあと二ヶ月。
今の「やる気」を”一時の気分”にしないように
どんな一年で締めくくるのか
丁寧にマインドセット&イメトレ&ゴール設定して
レッツらゴー!
(やや雑味を感じる・・・汗)