見出し画像

2024年

・回顧展「伊山桂特集」Cyg art gallery 1.20-2.13

・「いわてリレーエッセイ」岩手日報掲載 3.4

・個展「伊山桂展」Art +  Half studio 4.28-6.2

・グループ展「117才の会話」A.R.T shop 2nd 7.13-8.31

・「いわてリレーエッセイ」岩手日報掲載 9.14

・伊山桂、もりさこりさ2人展「Bush Bush」下北沢アーツ 11.2-17

・劇団旗あげ「あおいちゃん、ガオガオ」路上実験イベント なんだかんだ
 11.3

・対談記事「2024. 12 コトノバ」CROSS TERRACE 11.29

・個展「The Great Curve. 名前はまだない」implexus art gallery 12.7-28

・グループ展「軟画展」彩画堂S-SPACE 12.9-21


追記

「僕が芸人になったら、村田遊歩道という芸名でやりたい。」
 今年最後にメモ帳に書いたメモから調子の良さが感じられる。筆跡は危うげなままどうにか句読点まで走りきっていた。そういう絵のようでした。よかったよかった。

 今年は本もそれなりに読んだ。しっかり読むようになったのは昨年末、東京にいる友達からお勧めされたアフリカ文学「やし酒飲み」からだった。面白かったからかこれ以降文字を追うことが生まれて初めて楽になり、何作か読書年齢0歳児なりに楽しんだ。
 文章を書くことはもともと好きだったので、今年も地元のミニコミ誌「てくり」や岩手日報の文化欄、岩手県立美術館友の会にてエッセイを寄稿するなどした。絵以外でも書いたものを見せれる、見てくれる機会をもらえてとても幸せだと思った。日報はきっと以前の寄稿で任期を終えたが、非常に楽しかったのでこれからも勝手にエッセイや日記は書いていたい。そういう仕事ももう少ししていきたい。

 きっかけはなんだったか、11月から短歌を読むようになった。もともと周りに歌人が多めだったからか、今まで遊んでた友達が歌人だと発覚したからか、「エロい短歌ってないよね?」というその友達との疑問だったか。とにかく、何か涼しいトキメキに当てられて今日も短歌を読んでいる。 
 以前からときたま短歌は読んでいた。
 数年前のヒット作「もういっそ、キラリ⭐︎南昌ミライ学園くらい大きく振り切ってくれ」は母校が隣の高校と合併するにあたり名称を変え、「南昌みらい高校」というなんとも現代日本らしいセンスがひかる名前に対するはがゆさがよく現れた短歌だった。なんとなくグッと手応えを感じて満足してしまい以降短歌からは離れていた。
 毎日読んでみてみると改めて自分の意地悪な部分や、達者な悪口が散見されてなんとなく反省をした。このところはもっと普段のことを読んだり、些細な一瞬のことを読むなどしてリハビリに励んでいる。
 自選短歌を82首も選んだけれど、もっと絞っても良いだろ!と投稿した翌日には思わず自分につっこんでいました。

今年のお気に入りは
「助六を寿司と言ったらもう全部寿司に見えるしツヤやかだろうし」
だろうか。これもやはり毒づいている。
もし他にもいいのがあったら僕がそういう虫くらい飛んで喜ぶのでぜひお伝えください。

 国語以外でも今年は色々励めた年を過ごせたので僕は嬉しい。
 モノづくりも、編み物も、書き物も、デュオリンゴも、人前で話すことも、美術も、他色々も全部全部わからないことだらけで十分だった。
 いつまでたってもわかることは遥か彼方にただあるし、そこまでは少なくとも向かわなければいけないらしい。それだけはどうやら確かっぽい。多分ね。
 12月31日、不確かな時間がめくりめくれて、なんともないような明日がきた。これが2025。無条件で1年分の身体を支給されたような気持ち以外、いつもと何も変わらない1時を過ごした。今年もどうぞよろしく身体。今年も皆さんどうぞよろしくお願いします。

ー2024


いいなと思ったら応援しよう!