長く勤めてもらえるように
札幌市あいの里国際研修センターから約30人を残して、今日は4人の男性外国人就労者たちが配属先の会社へとオホーツクに向かった。
本当に元気にしてくれる4人だ。
日本入国の再開に際して私たちの外国人就労者の母国の家庭訪問を再開した。
しかし、SNSの普及が当たり前の最近になり、母国でのご家族との暖かい面談をして、冬場の北海道の寒さは、評判が悪くなるばかりだと率直に感じた。
特に建設業における本州企業の日本人社員からの外国人就労者への暴力の事件は、母国のご家族にも届き、業界自体の現場にひどい日本人がいるというイメージが浸透してきているのを日本のみなさんは深刻に受け止めていてくれているだろうか。
確かにどの国にも善良な人々だけではなく悪い人もいるのだが、ダメージの大きさはジンジンと広がってしまう。
国の外国人実習制度の改革の大きな舵をきり2017年11月に実習生の受け入れ期間が3年から5年に延期になり、2019年11月には、期間を10年まで延期、更新できるような制度の報告を打ち出し改善することを続けていていた。
しかし、それでもひどい事件が起きて、一生懸命に外国人就労者の受入れを取り組む善良な企業が影響を受けてしまう。
ただ、事件でひどい被害を受けてた外国人就労者の方の人生での貴重な時間をその彼自身が奪われたことや暴力を受けたことは取り返しのつかないことだ。
本当に日本人は申し訳ないことをしている。
諦めないで良い企業を作っていこう。
社員教育を見直して長く働いてもらえるように
と考えて社員教育に張り合いをもとう。
そもそも教えていないこと伝え方が明確でないことなどいくつもの反省を繰り返そう。
どんなに日本人が単純で当たり前に思っていることでも相手によっては非常識であるということを意識しなくてならない。
職人の多い会社では
「技術は盗んで覚えるもの」
文化の違いで小さなトラブルもたくさん。
日本人の従業員にも文化風習の違いを説明していこう。
当たり前のことだが同じ人間だ。
差別意識をなくし、よりよい環境で働いてもらえるよう共に成長する企業づくりをさらに深めていきたい。
一社でも多く、共に成長する企業を
感じて行動する会社を増やすことを
私は誓う。