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彼女のこと
そのベトナム人女性と初めて会ったのは
約6年くらい前。
ハノイノイバイ空港に到着して
出迎えの新しい担当者と聴いていた。
提携するベトナムの人材会社の新人だ。
北海道道南で外国人就労者を3年間過ごし、
会ったことは一度もなかった。
ただ、職場の仲間たちから道南にとても日本語の勉強や就労姿勢が誠実で素晴らしい女性の外国人就労者がいると噂は聴いていた。
その彼女がベトナムに帰国して、派遣元の水産加工会社に戻り、その後、その会社の推薦を受けて、私たちの提携先の人材会社に入社して、母国の日本語センターでも活発で、日本語の先生として北海道で就労する予定の外国人就労者たちの日本語教育をがんばっている噂をまたまた、聴いていた。
そして、とうとう、噂を聴かされ続けていた彼女が、私は出迎えにハノイノイバイ空港に出迎えに来てくれて、その6年前に、初めてお会いすることとなった。
確か3泊5日くらいの現地面接と外国人就労予定者の母国の実家への家庭訪問で約4日間、彼女は私のスケジュールをコーディネートしてくれて張り付いてくれた。
彼女は人の心に染み入るような優しさを持っている数少ない人だと感じた。
こんな人が北海道の私の会社に居てくれたならなぁ、、、と初めて会ったときにすぐ本能的にそう感じていた。
その後、彼女は、北海道での就労中にもずっと遠距離の交際をしていた外国人就労者の男性とめでたく結婚して、その彼はご主人となった。
そして一児の母親となった。
ご縁があって昨年から私たちのベトナムの子会社の社員となり、札幌の私たちの事務所に来てもらうことになった。
ご主人も、その北海道の外国人就労経験者で、是非、一緒にひと足先に、私たちの札幌の事務所に入社してもらうことにした。
彼女は3歳になる娘を連れて、さらに入国待ちが続いていた北海道への外国人就労者たちを引き連れて、今月、日本へ入国して札幌の私たちの会社に入社してくれた。
昨日は彼女とご主人と2人の手料理で、私は初めて彼女と北海道の札幌での再会を喜び合う嬉しい出来事となった。
私たちの会社にとって貴重な存在となるのは自然だと思うが、私はまずは、彼女とご主人と子どもがしっかりと悩みながら北海道での地域社会の日本人との共生社会を歩んでいくことを愛情深く見守りたいと感じている。
それにしても間違いなく、彼女は、力強くベトナム人女性らしく、仕事も子育ても粘り強く、やり遂げるに違いないだろう。
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