見出し画像

ベトナム料理のお店

私の仕事の周りの顧問先の経営者も
外国人就労者の受け入れ企業の経営者も
もう忘れて誰も覚えいないと思う。

15年前のことだが
私たちは札幌市でたい焼きのFC店を
やったことがある。

その店舗をきっかけに
小麦や小豆、あんこはもちろん
十勝の税理士事務所の農業顧問先の
農産物の札幌市での直売とアジア圏での
輸出をするという

15年前だから、、、

破天荒な目論みだった。


しかし、収益事業としては大失敗だった。

オープンしてまもなく
肝心のたい焼きの製造小売の店は
たい焼きブームがやってきてしまい
ブームがやってきて去った後は
店長のボーナスも払えないことになった。


子供たちやご家族の幸せが
提供出来て様々な思い出を
造る人気店になっても

一生懸命に働く社員に
賞与も出せないなら私は意味がなく
やめた方が良いと辛い決断をして
FC元の社長に店舗ごと
買ってもらい撤退した。


オープンから わずか3年だった。

やはり食品の製造小売や飲食店は
プロの専門家集団がやるべきで
二度と私の会社としてやらないと
決めていた。

、、、、、、、、

2月のある週末に
会社の社宅で
職場の仲間達で
ベトナム人社員に
久しぶりの手料理を
ご馳走になっていたときのこと

、、、、、、、、

私 東城) ホントに美味しいよね!
    あれもそれもこれも
    繊細な味でどんだけすごいか
    これだけ美味しいの
    誰も知らないよね
    幸せですょ

......ここからだ......

社員)  東城さん、
   私たち話していたんですけど
   これだけコロナで日本に
   みんな入国できなくなって
   私たちと関係ないベトナム人たちが
   問題起こしてベトナム自体の
   評判が悪くなって
   私たち(日本語教育、就労者支援)の
   仕事がなくなったら
   ベトナム料理の店をやるしか
   道がないんじゃないかって
   話していたんです。

   自信があるのは料理だけ、、、

私はそんなに先のことも
会社の経営のことも
自分たちの行く末のことも
ホントにびっくりして
心配してくれて嬉しく
感動して
ホントに胸が熱くなってしまった。

そしてたい焼き製造のお店の
わずか3年の大失敗体験が
頭の中をグルグルと回っていた。

私たちの北海道の
外国人就労者支援事業の会社に
入社してくれている社員たちは
ベトナムでは一握りの優秀な
エリートである。

そんな彼女たちが
料理しかないと覚悟も決めて
私に話してくれる。

そんな、この日、手料理で
もてなしてくれた彼女たちは
外国人就労者支援の現場でも
外国人就労者の進路や将来に
危機感を持ってアドバイスを
言っている毎日に間違いない。

私は10年間の経験から
様々なベトナム人たちに接してきたが
誰がどんな仕事振りかということは
誰にもあえて言わないが、、、


本当に手に取るように

私には
はっきりわかる。


"ベトナム料理のお店をやるしかない"
と言えることは
国際業務で日本に来た彼女たちにとっては
"真剣な挫折を覚悟する気持ち"
から言えることだから。

私には本当に心から痛く伝わる。

そんな彼女たちの本気さを
私は多くの方々に伝えたい。


#東城敬貴   #アイアジア   #Aasia       #北海道  
#ベトナム料理のお店
#JsecondJapan      #みんなありがとう       #毎日やりきる       #外国人就労者       #外国人就労者24時間相談支援体制  

いいなと思ったら応援しよう!