ベトナムの多様性と統一性について㊻ハジャン省について①モン族ラオサ村の銀細工について

2022年12月5日 19:51

ベトナム首都ハノイから北北西へ車で約9時間の場所に、ハザン省ドンヴァン県ソンラ地区ラオサ村がある。

ラオサ村は、ドンヴァン地区の台地にあるモン族の伝統的な銀彫刻の村である。

ラオサ村で作られる銀細工工芸品は、この地域のモン族が祝日やテトに、美しく飾りつけて豊かさを表すだけではなく、健康を守り、幸福をもたらすオブジェクトとしても広く愛されている。

銀の彫刻は伝統工芸品であり、ドンヴァン県ストーン高原の民族の人々の文化生活においてとても重要な役割を果たしている。

銀の宝石は、家を建てる際に、モン族の父親によって子供たちに与えられるとても人気のあるプレゼントだ。

銀の彫刻は、モン族が、工業用製品を作成するためにも、今日も維持、研究へおよび開発されている。

ドンヴァン県では、モン族の伝統的な銀彫刻の発祥地であるラオサ村を誰もが知っている。この土地は、この地域で人気のある銀の彫刻製品を生産している。

ラオサー村の銀彫刻の職業は、多くの家族の世代によってしっかりと維持され、何世代にもわたって続いている。

職業を維持するというコンセプトで、銀の彫刻は家族の子供たちにのみ教えられている。

最も有名な銀の彫刻の弟子の家族に敬意を表して、モン族の最も有名な銀の彫刻製品を作成する方法について聴いてみた。

彼は、幼い頃から祖父母と両親から銀細工の職業を教えられたと語った。

ローリングツール、あらゆる種類の打楽器、クランプ、パターン化されたアイテムのセット。

ラオシャーで生み出される独創的で美意識の高い銀メッキ製品は、銀の焼成、成形、金床での加工、花彫り、書き込み、研磨と多くの工程を経て完成する。

銀の彫刻の仕事をするためには、熟練した職人と数十億ドルが必要である。現在は、職人は素手や手作業の道具に加えて、圧延機やプレス機などの機械を使用して効率的に加工する段階になっている。

時間と労力を節約するだけでなく、より美しく高品質の製品を生み出している。

さらに、シルバーリーパーは、ラオサ村でシルバークラフトの真髄に到達するための長年の努力の積み重ねが、モン民族の忍耐強く勤勉な素養と相まってこの芸術的な銀細工文化を作り上げてきた。

数十億ドルのジュエリーは、ラオサのモン族の職人の才能と熟練した手から作られ、非常にユニークで、鮮やかでユニークで人目を引くモチーフが施されている。

ここの銀は繊細であるだけでなく、指輪、ブレスレット、アンクレット、ネックレスなどのカテゴリーが豊富で、衣装とともに、ラオサーの銀の彫刻は銀の美しさを十分に飾り、装飾している。

ベトナムの最北部に位置するハジャン省ドンヴァン県ソンラ地区ラオサ村は、首都ハノイから遠方のため、なかなか頻繁に訪れることが出来ない場所だが、モン民族の暮らしを豊かにする、また、ベトナムを代表する輝かしい銀細工の文化である。

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