共に成長したい
北海道道東の盟友の経営者にあった。
経営の辛さと一緒に一生懸命に私たちと一緒に支援活動を続けてくれている。
私自身は、
国が充分に予算を取らずに
外国人就労者の制度やルールの
浸透について民間任せすぎで
国民に良く理解してもらうことが
なされなかったと考えている。
歴史的にみるとこのダメージが大き過ぎる。
国が制度改革の大きな舵をきり
2017年11月に実習生の受け入れ期間が3年から5年に延期になり、2019年11月には、期間を10年まで延期、更新できるような制度の報告を打ち出し改善することが
少しずつ行われるようになった。
道東の中小企業経営者は
1期生に対する失敗を私たちと共に経験。
社員教育を見直し、
長く勤めてもらえると考えると
社員教育に張り合いが出てきた。
実習生の受け入れで、
いかに自社の社員教育が不十分だったか
に気づいたと話してくれた。
心からの叫びだ。
そもそも教えていないこと
伝え方が明確でないことなど
いくつもの反省点があった。
しかし、それは日本人であっても同じ。
どんなに日本人が単純で当たり前に
思っていることでも
相手によっては
非常識であるということを
意識しなくてならない。
職人の多い会社で
「技術は盗んで覚えるもの」
という社風があた。
外国人就労者受け入れも7年目。
管理職も少しずつ意識が変わり
動作や指示の言葉を一覧表にするなど
教え方を工夫し始めて5年になる。
4年前、管理職の方から
「勉強会をやりたい」という要望があり
日曜日に会社に出て勉強会をするように
なった。
5年経ってようやく社員の方から前向きの話がありました共に育つという環境が少しずつ動き出した。
2期生は3年を満了して帰国しましたが、
2年延長を希望また戻ってきてくれた。
文化の違いで小さなトラブルもたくさん。
社内の外国人就労者は癖で
よく舌打ちをする。
ただの癖だが、
日本人は「何か気に入らないことがあったのではないか」とネガティブに受け止め、コミュニケーションの障害になる。
日本人の従業員にも
このような文化風習の違いを説明。
当たり前のことだが同じ人間だ。
差別意識をなくし
よりよい環境で働いてもらえるよう
共に成長する企業づくりを
社内にさらに深めていきたい。
こう話してくれた。
一社でも多く共に成長する企業を
感じて行動する会社を増やすことを
私は誓う。
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