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ベトナム人の海外労働の動向について㉙エレベーター設置・保守技術者

ベトナム政府関係報道機関からの情報によると、エレベーター業界の人材育成への協力が求めらている。ベトナムでは、エレベーターの新規設置台数が年間約 10,000台であるため、労働市場では設置技術者約1,500人、エレベーター保守技術者約 12,000人が必要だとされている。

ベトナムエレベーター協会 (VNEA) は、Advertising and Trade Fair Joint Stock Company (VINEXAD; 商工省傘下) と協力して、12 月1日から 3 日まで、ベトナム南部ホーチミン市地区7のコンベンションセンターでベトナムエレベーターエクスポ2022 を開催する。

これは、初めてのイベントであり、人材育成における国際協力について多くの課題を提起し、持続可能な開発の前提を作成し、多くの組織や企業が参加して、質の高い人材を海外労働に向かわせる狙いがあるようだ。

国内外のエレベーター、エスカレーターメーカー
韓国 Korea Elevator Safety Authority 
イタリア Monteferro Pacific Limited
スペイン Dinacell Electrónica
中国 MD VIetnam Consumer Electric Appliance Company Limited、
Thien Nam Elevator Joint Stock Company、
Gama Elevator Service Joint Stock Company などが参加する。

VNEAによると、国内の労働市場では現在、労働力は余剰ですが、エレベーター企業では部分的に不足している。

その理由は、職業教育システムに公式の訓練コードがなく、労働者の大部分が、訓練を受けておらず、需要を満たすのに十分ではないためだそうだ。

したがって、このイベントは、共通の基準に従って、エレベーター業界の関係者のトレーニング、試験、および認定における国際協力の機会となる目的がある。このイベントがきっかけとなり、業界の人的資源は、各国だけでなく、より広い市場にサービスを提供する資格と専門性を備えていく構想だ。


ベトナムでは、エレベーターの新規設置台数が毎年1万台以上であるため、労働市場にはエレベーター設置技術者約1,500人とエレベーター保守技術者約12,000人が必要であるという。

しかし、この業界の人材は、正式な訓練を受けておらず、国の職業技能基準が設定されておらず、労働の質は低いレベルにある。

職業技術局 - 職業教育総局 (労働傷病兵社会問題省) は、ベトナムの労働生産性は東南アジアの他の国に比べて、まだ低く、これもまた低レベルの状況であるとした。

労働者の労働生産性を向上させるために、労働生産性を高めるためには、6 つの柱を含む職業能力開発の国際的標準化システムを作成する必要があるという。

①国家職業技能の標準化
②生涯学習
③国家職業能力評価及び認定制度
④スキルに基づく募集
⑤実際の雇用
⑥資金源

その中で、エレベーター業界にとって、ベトナム国家の職業能力の標準化は、喫緊の課題である。

しかし、現実には、このエレベーター業界の問題は未解決のままで、さらに、雇用法および政令 31/CP は、労働者または地域社会にとって潜在的に危険な仕事、重労働、危険などの仕事には職業技能証明書が必要であることを明確に規定している。エレベーター業界の特徴は、これに似たような性質を持っているが、適用されていない。

この業種についても私たちは、知識と理解を深める必要がある。

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