ベトナム人の海外労働の動向について㉚貧困地域の海外労働意欲①
ベトナム政府が貧困地区内の貧しい人々が、海外で働くための支援に焦点をあてている。
労働傷病兵社会問題省によると、2009 年から現在まで、7,000 人を超える貧困地域の労働者が海外で働き、恵まれない地域に 2,000億VND(日本円で約1,133万円ぐらい)以上をもたらしてきたという。
ただし、これは政策から多くの支持を得ているターゲットグループであるにもかかわらず、この数は少ないとベトナム政府は見ている。
困難な人々ほど、労働輸出への関心が低い傾向は変わっていない。
ラオカイ省のバックハ地区の労働傷病兵社会問題局長であるレヴァンキエム氏は、地区全体で、韓国、日本、台湾の主要市場に焦点を当て、海外で働くために登録された15人の労働者がいると語った。
貧しい地区の出身で、親戚は主に少数民族で、農業で働いているため、ほとんどの労働者は、海外の農業で働くことでしか抜本的な貧困から抜け出すことは出来ないという。
農業部門で働くことは、地元の経済状況にも適している。なぜなら、やはり、海外労働者は帰国後、知識と経験を活かして地元の農業経済を発展させることができるからだとキーム氏は語っている。
貧困地区に住む労働者のための別の方針によると、彼らが海外で働く場合、彼らは最大 一人当たり400万VND(日本円で約22万円ぐらい)のコースの外国語トレーニングがサポートされる。
研修期間中の食費と生活費は、一人当たり一日、50,000VND (日本円で約282円ぐらい)。研修期間中の経済的支援一人当たり一月400,000VND (日本円で約2,253円ぐらい)。身の回り品(制服、毛布、蚊帳、靴など)を 一人当たり600,000VND (日本円で約3,386円ぐらい)で経済的に支援。
など、多くの支援政策があるが、海外で働く貧しい地域労働者の数はまだ少ない。
しかし、実際には、キエム氏によると、バックハ出身者で、海外で働く労働者のほとんどは、優れた教育と経済的資格を持っている。
ただし、農業以外の職種として、困難な分野では、人々はまだ、しゅう恥心が邪魔をして、海外で働くことにあまり興味を持てないでいる。
全体像を見て、海外労働管理局(労働傷病兵社会問題省)の副局長であるグエンジアリエム氏は、次のように認めている。
研修、外国語学習、職業訓練、健康診断等、海外で働くための費用全額を融資している。
しかし、一部の地域での調査によると、政策が非常に優れているにもかかわらず、貧しい地区の労働者の割合は非常に小さい。
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