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ベトナムの多様性と統一性について⑮ホアビン省ザオ族②

ベトナム首都ハノイから南西部に位置するホアビン省の少数民族は人口の74.31%を占め、ムオン、タイ、テイ、ザオ、モン、その他の少数民族が含まれる。

この少数民族の中、ザオ族は、ダバック地区、ルオンソン地区、キムボイ地区、カウフォン地区、キーソン地区、ホアビン市内の地域に住んでいる。

ザオ族は中国を起源とし、ベトナムへの移住は、12 世紀から13世紀にかけて 20世紀前半まで続いた。

彼らは、始祖を大切に考えていて、ザオの人々の間で非常に人気があり、神聖な伝説上の人物であるバンホー (バン ヴォン) の子孫であると信じているそうである。

ザオ族の人々は、定住を選ぶようになってからは、高度な農法で陸稲や水稲を主に栽培して生活している。

昔は、その地区こどに調べても、遊牧を専門としていて、数年後には村を離れて新しい土地を探していた。

現在からみると、独自に、その習慣を見直して、定住栽培の新しい生活を築いている。

森林を守り、合理的に活用しながら、焼畑も発展させる。

石の壁の部屋、畑での土壌栽培は、ダオ族の中で、好まれる栽培形態である。

各ダオグループや地域に応じて、①ザオ クアンチャン、②ザオアオダイ、③ザオタンY など。

水耕栽培を専門とする農業の形態もある。

レッドザオの人々 - 石の活用による土壌栽培の形態もある。他の Dao グループのほとんどは、移動耕作または座りっぱなしの農業で生活している。

主な食用作物は、米、トウモロコシ、ひょうたん、カボチャ、じゃがいもなどの重要な野菜、水牛、牛、豚。

ザオ族の人々は長い歴史的文化と豊富な民俗知識、特に伝統医学を持っている。

綿の栽培と織物は、やはり活発で、ザオ族の人たちから、インディゴ染めの生地が好まれる。

ほとんどの集落には、農具を修理するための鍛冶屋がある。

多くの場所では、製造銀細工は家宝であり、主にネックレス、アンクレット、ブレスレット、イヤリング、指輪、銀の紐、キンマの実の箱などのジュエリーを製作している。

レッドザオとティエンザオグループは、紙を作る仕事をしている人たちもいる。

(ザオ民族の中のグループ分けは、調べると様々な分類があり、後日、整理したい。)

紙を製造して、礼拝の本、物語の本、歌の本をコピーするために使用されたり、本を書いたり、ゴーストマネーなどの儀式を崇拝するために使用たりしている。

様々な場所で、照明、食用油の油を搾って作ったり、蜂蜜を作る人たちも多い。

ザオ族の人々は通常、昼食と夕食の 1 日 2 回の主要な食事をとる。
繁忙期のみ朝食を多くとる。

ザオの人々は主に米を食べるが、一部の地域では米や粥よりもトウモロコシを多く食べる。

一般的に使用されている精米機は、竹チップを作るための木製のミルだ。

臼(うす)には、円筒形の木製臼、手杵付臼、足踏み臼、水力臼など、さまざまな種類がある。

好物は、煮物、干し肉料理、酢漬け、筍汁などだそうだが、果実は欠かせないのではないのかと思うから、今度、聴いてみたい。

人気があるのは蒸留ワインで、場所によってはゆっくりと飲むそうだ。未蒸留のワイン、酸味と辛さの少ないものがある。

少数民族の中のザオ族について、私が、記事にする機会も少なくなると感じていて、実際の現在の写真なども公開したい。

〜次回に続きます〜

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