ベトナム人の海外労働の動向について㊳韓国⑤

ベトナム政府関係機関からの報報道によると、2023年には、多くの国や地域が、ベトナム人海外労働者の派遣を計画しているため、労働者は海外に出て働くことがさらに待望されていると報道されている。


海外労働局（労働・傷病兵・社会問題省）のデータによると、11月末までに、国全体で122,004人の外国人労働者が契約の下で働いており、135％以上に達し、通年の計画を上回っている。この傾向は、2023年の労働力輸出活動の重要な前提となる海外労働者数の実績となっている。


労働雇用の専門家の多くは、ベトナム国内で、職を失ったばかりの労働者や職を失う危険にさらされている労働者には、海外で労働する機会が、以前より多くなっていると考えている。

過去数年間と比較して、海外で働くことは、今日、複雑かつ困難ではなくなっている。合理的な手続き、合理的なコスト、多くの適切な仕事、多様な仕事形態、高収入が人々を海外で働かせる多くの要因となっている。

韓国市場の強みは高所得水準と多様な勤務形態にあるそうだ。韓国への労働力輸出に携わるある企業幹部が語った内容も報道されている。

毎年、韓国は、EPS プログラムの下で働くために約 59,000人のベトナム人外国人労働者を受け入れている。

さらに、韓国政府は、毎年、全国の 89の地域で数万人の海外外国人季節労働者を最大5か月間雇用することを許可している。

農業部門に加えて、韓国は2023年に海藻養殖、アワビ生産、カキ加工などの季節労働者向けの漁業の仕事を拡大する予定だとそうだ。

季節労働プログラムは、移動時間が短く、コストが非常に低く、募集要件が単純であるため、ベトナム人の中年から高齢の女性労働者にとても合っている。

ベトナム国内で職を失った中年から高齢の女性労働者は、このプログラムについて学び、年に 2 回、何年も何回も行くことができる。

うまくいけば、3か月または5か月ごとの収入は、ベトナムで労働者として1年働くよりも確実に高くなるという。


私たちは、今後の韓国が、ベトナムとの関係性を濃くして、ベトナム人海外労働者を確保していくために様々な課題を具体的にどうしていくのか、動向を着目していきたい。


#韓国
#ベトナム  
#海外労働  
#東城敬貴       
#ケイヤン       
#アイアジア       
#毎日note                        
#外国人就労者24時間相談支援体制