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ベトナムの多様性と統一性について⑰ホアビン省モン族③

ベトナム首都ハノイから南西部に位置するホアビン省の少数民族は人口の74.31%を占め、ムオン、タイ、テイ、ダオ、モン、その他の少数民族が含まれる。
"モン族について"
ホアビン省のモン民族グループは、主にブラックモン族とホアモン族を含む2つのコミュPa Coパコと Hang Kiaホンキアに集中している。
ベトナム首都ハノイから南西に車て2時間でホアビン省の省都ホアビン市があり、

さらに山岳地帯を1時間半、南西へ向かうところにパコ地区がある。
これは、パコ地区を国道433沿いの街中から、分岐路を南に曲がりの南側山岳地帯からの様子である。

パコ地区のモン族は主に農業を営んでおり、焼畑耕作でのトウモロコシ焼畑耕作である。水田も谷から扇状地に渡り、狭い土地でも切り拓いてきた。

こちらは、ホアビン市内から車で、山岳地帯を1時間半くらい国道433を進んだ南西にあるパコ地区の様子。

モン族は 1 階建ての家に住み、数十軒ほどの家が村となり、集落となっている。

パコ地区のモン族も、小さな畜産も行なっている。牛は、大事に育てられている様子が、牛の表情と毛並みからわかる。

この部落周辺は、谷沿いまで、ずっと車で走るのは、出来ないため、バイクは欠かせない牧草や運搬の道具となる。

栄養化が高い黒豚も飼育されている。

ベトナムの農家では、当たり前だが、

ムン族も地鶏、にわとりが至るところを歩き回っている。

水田綿の栽培、織物、またそれらの生産ツールの製造などの熟練度がやはり高い。

手工芸品や生活雑貨の製作にも優れている。
モン族には、とうもろこしから作られた食べ物や飲み物、ケーキなど、米、キャッサバを加工する伝統がある。

モン族の女性は長袖の黒い布のシャツを着ており、フロントフラップはウエストまで短く、バックフラップは、少し長くなっている。袖には、青または赤の花柄の生地がある。カラーのみにプリントのインディゴ染めワンピース。衣服の装飾は主に色の布でできていて、刺繍パターンは主に正方形、詰め物、十字形となっている。

女性は、子供も含めて鮮やかな色彩のスカートは、観光客のためでもなく、欠かせない普段着でもあることがわかった。

モン族はホアビン省人口の 0.65% を占め、パコ地区、ハンキア地区Maiの2つに住んでいる。今回の記事の写真はパコ地区のものだ。次回は、パコ地区の産業の様子をお伝えしたい。身近に感じてもらえるようにこれからも努力する。


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