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ベトナムの多様性と統一性について⑯ホアビン省モン族②

ベトナム首都ハノイから南西部に位置するホアビン省の少数民族は人口の74.31%を占め、ムオン、タイ、テイ、ダオ、モン、その他の少数民族が含まれる。

モン族について

ホアビン省のモン民族グループは、主にブラックモン族とホアモン族を含む2つのコミュPa Coパコと Hang Kiaホンキアに集中している。

ホンキア地区とパコ地区のモン族は主に農業を営んでおり、焼畑耕作でのトウモロコシ焼畑耕作である。水田も谷から扇状地に渡り、狭い土地でも切り拓いてきた。

こちらは、ホアビン市内から車で、1時間半くらい南西にあるパコ地区の様子。

以前は、ホンキアに住むモン族はケシを栽培し、それを家族の経済的収入源と考えていた。1993 年以来、ホアビン省は 2つの部落でケシを取り除き、他の植物に置き換えることを提唱してモン族の社会経済生活は大きく変化、改善に向かうことが出来るようになったと聴いた。隠れてまだ作っていると言っている人たちもいるが、私に真実は、わからない。

モン族は 1 階建ての家に住み、数十軒ほどの家が村となり、集落となっている。

高い山に住むことが多く、農業、綿の栽培、織物、またそれらの生産ツールの製造などの熟練度がやはり高い。

手工芸品や生活雑貨の製作にも優れている。
モン族には、

とうもろこしから作られた食べ物や飲み物、ケーキなど、米、キャッサバを加工する伝統がある。彼らは、ときには、ネズミと戦い、火災を防ぐために、別々の食料貯蔵庫を作ったりしてきた。

質素な生活の様子がわかる。

モン族の女性は長袖の黒い布のシャツを着ており、フロントフラップはウエストまで短く、バックフラップは、少し長くなっている。袖には、青または赤の花柄の生地がある。カラーのみにプリントのインディゴ染めワンピース。衣服の装飾は主に色の布でできていて、刺繍パターンは主に正方形、詰め物、十字形となっている。

パコ地区のガソリンスタンドにて給油に来た女性



多くの場合、首に配置された多くの銀の指輪を着用して、ベルトには、青と赤のビーズがあり、多くのコインと銀の鐘を身に着けている。

パコ地区の普段着の若い母親


とても個性的で、彩り豊かに華やかで可愛らしい感じがする。

モン族はホアビン省人口の 0.65% を占め、パコ地区、ハンキア地区Maiの2つに住んでいる。今回の記事の写真はパコ地区のものだ。参考になれば、身近に感じてもらえるようにこれからも努力する。


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