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ベトナム人の海外労働の動向について㉕デンマーク
デンマーク、オランダ、フィンランド、スウェーデン…ヨーロッパ諸国では 、農業や畜産業を専攻する留学生をインターンシップに招集し、優遇政策を実施している。
その中でも、デンマークでのは、18 か月の有給インターンシップ プログラムがある。
これは、ベトナムの若い労働者がキャリアをさらに進めるための強固な基盤を作るための足がかりとされる。
デンマークに 1 年以上滞在しているベトナム農業アカデミーのある学生は、酪農場で働いていて、主な仕事は搾乳であるが、その過程で他の多くの業務分担に慣れて、牛乳の飼育と取り扱いの全プロセスを学んだ。
最初は、作業が難しそうに見えたが、ほとんどの作業が機械で行われるので、とても機能的で合理的だった。
この学生によると、デンマークの有給インターンシッププログラムを知ったときから3年間を利用して、大学のプログラムを修了することが出来た。
その後、インターンシッププログラムに参加するための準備と英語の学習に1年間を費やした。
2021年7月、デンマークに来て海外労働もすることが出来た。かなり大規模で近代的な酪農場で、研修就労出来たという。
インターンシップであるにもかかわらず、学生は専門的な環境で働くためにデンマークに来て、ヨーロッパで最も近代的な農業と生産技術にアクセス出来るのだ。
1 か月あたり約160時間の勤務で 3,000 万 - 5,000 万 VND (日本円で約17万円から28万円ぐらい) の給与に加えて、学生は多くのデンマークの社会保障制度も享受している。
18 か月間のインターンシップの後、節約されたお金は、学生が自宅で農業モデルを使用してビジネスを開始するのに役立ちこともあるという。
また、ベトナム農業アカデミーのある学生は、北オランダの街にあるニンニク農場で有給のインターンシップを行っており、プロの農家や資格のある同僚と一緒に働くことができるとやる気に溢れている。
研修生の仕事は、にんにくを選別し、皮をむき、パックして消費流通に出荷すること。
ここでのインターンシップ中、学生たちは種子の選択、土壌の準備、植え付けと収穫、収穫後の技術など、すべてのプロセスを指導される。
初めてのニンニク栽培を練習したばかりだが、仕事に非常に満足しているそうだ。
すべての労働者にとてもオープンで、詳細な指示を与え、学生が研修就労するのに対してとても熱心である。
給料もかなり高いですが、残念ながら労働時間はあまりないそうだ。
デンマークとオランダはハイテク農業で有名な国である。オランダは世界第 2 位の農業輸出国だが、デンマークは人口わずか580 万人で、人口の 3 倍近くの食料を生産することができ、年間約 1,500 万人を雇用、養っている。
したがって、これらの国では、ワークロードを確保するために、任期付きの多数のインターンが常に必要である。
特に、デンマークで農業の有給インターンシッププログラムに参加する際の必須条件は、ヨーロッパのいくつかの国と同様で、植物保護、畜産、動物の専攻の2年生以上からであることが義務付けられている。
畜産業、獣医学、収穫後技術、生物学、作物科学、ハイテク農業、肥料と作物栄養、果樹栽培、農学。
これらは発展の長い歴史を持つヨーロッパの産業であり、現在、何千もの農産物、肉、乳製品を世界市場に供給している。
もう1つの重要な条件は、学生が英語での優れたコミュニケーションスキル、ケンブリッジA2のみの証明書、またはIELTS 4.0を持っている必要があること。
健康で、年齢層は18 ~ 29歳。
ベトナム人インターンの税引き前の平均給与は 4,000 ~ 5,000 万 VND(日本円で約22万6千円から28万円ぐらい)。
18 か月間のインターンシップの後、帰国すると、知識に加えて、学生は、4億から5億VND(日本円で約226万円から280万円ぐらい) を単純計算で、蓄財することができる計算になる。
デンマークで、農業で、開業する前に、コミュニケーション英語、専門英語、法務事務のトレーニングに加えて、会社は財務、経営、経営管理の知識もトレーニングしたベトナム人も現れて来た。
学生は、ヨーロッパの基準に従って農場で勉強し、働くことができ、母国に戻ることができる。
多くの国内外の企業が、ヨーロッパからの訓練を受けた人材とエンジニアを必要としているケースが増加し続けているため、ベトナム帰国後も上昇キャリアの機会は多くなってきた。
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