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【シンガポールひとり旅】#DAY3

…2024年9月、シルバーウィークに遅めの夏休みをとりシンガポールへひとり旅。
3日目は、カフェとショッピング、暑さに疲れてちょっと休憩しながらも滞在さいごの夜を満喫する、そんな一日だった。


◆コインランドリーでお洗濯◆

8時頃にノーメイクのまま、歩いて5分ほどのコインランドリーへ向かう。
服は日数分持ってきていたものの、タオルが足りなくなったのでお洗濯することに。
9月下旬のシンガポール、連日30℃超えで暑く汗がとまらなかった!
フェイスタオルをハンカチの代わりに持ち歩いて、一日1枚タオル必須だったくらい。

ここは24時間営業。
現金のみで、中に紙幣からコインへの両替機があって便利。たぶん洗剤も自動投入(だったと思いたい)。
洗濯に7ドル、乾燥は5分ごとに1ドルと日本の相場よりもすごく高い…!
まぁ、ホステルで手洗いしたとして干す場所もないから仕方ない。
結局、洗濯できるものは洗濯してきれいな服を持って帰ろうとジーンズも洗ったので乾燥には3ドル払ったよ…。
待っているのもイスが2席あったので座って本を読んで待っていられてよかった。

◆憧れのセドリック・グロレでモーニング◆


さて、出かける準備をして9時頃ホステルを出発。
今日は共用スペースのコーヒーには手をつけない…だってずっと行きたかったカフェに行くんだもの!!

ということで、ラッフルズ・プレイス駅からMRTでオーチャード駅まで移動する。
地上に出ると、ISETAN、髙島屋、高級ブランドショップが次々と立ち並ぶ大通りである。
ちょっと歩いて、COMOというホテルの1階にあるのが、セドリック・グロレ氏のカフェ。

予約の組が来るまで1時間くらいならいいよ!と席を用意してくれた。ありがたい。
席を予約しておくには、80ドルくらいのセットを注文が必要となるし、内容量的に食べきれないであろう…ということで、予約せずに行ってみて席を用意してもらえたら通してもらおうという作戦は成功した。
テイクアウトもいいけれど、できればゆっくり店内でいただきたいもの。

事の発端は、ある日突然、YouTubeのおすすめ動画に流れてきたセドリック・グロレ氏の動画。
大量の生地をこね、カットしてクロワッサンに成形し、発酵機から取り出した天板を揺らすと、何倍にも膨らんだクロワッサンがぷるぷると揺れる
そしめ見るからに香ばしく焼き上がったクロワッサンを手でちぎってラテに浸して食べる。
なんて贅沢な食べ方だと思う。
調べるとパリに店があるらしい…けどパリにはすぐに行けない…えっシンガポールにもあるの?行くしかなくない?
…というのが訪問の経緯である(単純に美味しいクロワッサン食べたい)。

これが憧れのクロワッサン!
(ラテアートしてくれるのかと勝手に期待してごめん…)
サービス料込みで23ドル!!!

片手の手のひらいっぱいになるほど大きいクロワッサン。
お行儀が悪いかもしれないけれど、ここはセドリック氏に見習い?、真ん中からちぎっていただいた。中はふわふわでバターの香りが口いっぱいに広がった。ラテに浸して食べてみると、まさに贅沢すぎる美味しさだった。
この食べ方はぜひ日本に帰ってからも真似したい。

オーブンのあるスペースの前のショーケースにはパン・オ・ショコラなどもあり、全種類テイクアウトしたいくらいだった。

カウンターにはフルーツを再構築したかのようなケーキが種類ごとにガラスケースに収められて飾られていて心が躍った(あまりにもオノボリさんすぎるので写真を撮りに行くのはやめておいた)。
気になる方はぜひInstagramで見てほしい。ほんとに再構築してるから!

ものの30分で味わって多幸感に包まれながらカフェを出て、街歩き。
IONオーチャードでは、TWGやBACHA COFFEEといったお店を眺めてお土産はどうしようかなと考える。

◆ムスタファセンターでお土産選び◆

お昼にさしかかって、日差しはピーク。
MRTオーチャード駅からファーラー・パーク駅へと移動し、地上へ出ると眩しくて暑い。
少し歩くとお目当ての建物が見えてきた。

大きくなさそうに見えてバカでかい。
エスカレーター横の吹き抜けに圧倒される
ムレスナティーをばらまき土産に
チャンギ国際空港のフェアプレイス・ファイネストよりも
ちょっとお安い
トゥメリのおじさんことリティック・ローシャン
1階の出入口付近にて

昼間だからかそこまで混んではおらず、スタッフがおしゃべりしながら品出しをする様子を目にすることができた。
家電、衣料品、食品、化粧品などいろいろな物が充実していて、ぐるっと店内をまわるだけでけっこうな時間がかかる。
アラブストリートやリトルインディアに近いこともあり、調味料コーナーもアラブ・インド系が充実していた。やはり地元の人が通うスーパーを見てまわるのは楽しい。

インド感あふれる建物

アラブストリートやリトルインディアも散策したい気持ちはあったけれど、さすがに旅も3日目となると疲れてきていたので、買い物して帰ることに。

◆ちょっと休憩〜ひとり旅にて思うこと〜◆

14時頃にはホステルに一度戻りベッドに横になった。エアコンが効いていて汗が引いてゆく。
アラサーと自称できなくなってきた年頃だし(?)、ひとり旅なので無理はしない。

15時頃、空腹を感じてCapitaSpringのホーカーセンターへ。
さすがに会社員は仕事中だろうか。空いているテーブルもあってスムーズに席が確保できた。

お米が食べたい気分だったの
初日に寄ったお店のライムジュースとともに
ハイボリューム!!

エビチャーハン、すごく美味しかったのだけど、量が多くて。残したらもったいないので完食して、またホステルへ。

ベッドに仰向けになり、天井を眺めながらちょっと休憩。

たくさんの旅行記を見たり、職場で海外に行ってきますなんて宣言して休暇を取ると、ガイドブックに載っているような観光地をまわったり、キラキラしたホテルステイやレストランでの食事をしなくちゃと気負ってしまうというか。
せっかく来たのだから!と張り切っちゃうこともあるけれど、そこは他人の経験値と比べてもしょうがないんじゃないかとも思う。

すべての日数を動きまわるのは体力的にも気力的も疲れてしまうから、ゆっくりのんびりする時間をもつのもありだなと思う。
女ひとり、海外を旅するのは危険もあるから無理しないということは大切。

そういう意味では今回の旅はメリハリをもって楽しめたんじゃないかと思う。
私はセドリック・グロレのようなおしゃれなカフェも楽しみたいけど、チェーン店のマクドナルドやスターバックスにも入る。
ラクサを食べ逃したな〜なんて帰国してから気づいたけれど、また次にシンガポールに行ったときのお楽しみに取っておいたと思えばよし。
…などと思いながら夕方まで過ごした。

◆マリーナベイサンズのショーに感動◆

とはいえ、ずっとホステルで過ごしていられない。まだマリーナベイサンズのショー“スペクトラ”を観ていないのだ。
今夜がラストチャンスなので、18時すぎ、ホステルを出てマリーナベイサンズに向けて歩きだす。

19時のマリーナベイサンズ前広場の人はまばら
だんだん暗くなってくる
20時前 ビルがキラキラして綺麗

スペクトラはとても美しかった。自分と、光と噴水との距離感が近い。
あえてネタバレはしないが、日本人に馴染みのある曲が流れていて、音楽に合わせた光と噴水の演出が心にグッとくるというか、こみあげてくるものがあってちょっと涙があふれてきた(見られたら恥ずかしいと思って必死にこらえた)。

見上げたくなっちゃう木
今度来るときは泊まってみたいな

3日目は休みやすみ、セドリック・グロレもムスタファセンターもスペクトラも楽しめたので満足だった。

最終日は国立植物園を散策し、アートサイエンスミュージアムで涼みアートを楽しみ、帰国のためチャンギ国際空港へ向かう。

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