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季節のおしごと。 

初夏のおしごと。それは梅ジャムづくり


毎年、職場の駐輪場横に生えている梅の木から梅が採れる。
誰も梅の実を採らないので、完熟していい香りのする黄色の梅が落ちたままになっているのでもったいない。
比較的きれいな梅の実を選んで、誰にも見つからないようこっそりビニール袋にまとめて持ち帰る。
梅ジャムを作って今年で3年め、今年も美味しくできた。

作り方(ざっくりメモ) 

①梅を水洗いし、竹串でヘタをとる(地味に楽しい)

いい香りが部屋中に広がる。
たまにキズものや青梅も混ざっているが気にしない。

②鍋にたっぷりとお湯を沸かし、梅を入れて火を止めて15分ほど放置してから、お湯をすてる(穴のあいたオタマですくって、梅だけを別の鍋に移すとよい)。火の通った完熟梅は崩れやすいが、これから煮るので多少崩れても気にしない。

③ここで梅の重さを計る。なぜなら茹でる前に計り忘れたから。1.3キロあった。

④砂糖(グラニュー糖)は梅の重さの半分ほど。好みの甘味になるようお好みで。保存性も考慮するなら砂糖は多めになるが致し方ない。
茹でた梅に砂糖を3分の1程度ふりかけ、弱火にかける。木ベラやゴムベラなどで焦げつかないよう混ぜながらつぶしていく(楽しい作業である)。

⑤ある程度煮崩れたら種を取り出す。面倒でなければ金網のざるで濾すのがおすすめ。

濾したあと。

⑥残りの砂糖を2回に分けて加えてぐつぐつ煮る。アクが出るのですくって捨てる。

⑦ある程度とろみがついたらできあがり(冷めたら固まるので気にしなくても大丈夫)。煮沸消毒した瓶に入れて保存する。


美しい琥珀色!

おすすめの食べ方

ヨーグルトにかけても、トーストにのせても。
きゅんと甘酸っぱい梅ジャムはバターにもクリームチーズにも合う。
私のおすすめは、クラッカーにクリームチーズを厚めに塗り(塗りたくり)、その上に梅ジャムをたっぷりのせる。これが最高に美味しい。この季節にしか味わえない。

季節のおしごと(まとめ)

2024年の梅仕事は梅ジャムづくりだけ。一人暮らしを始めてから母の作る梅干しを真似てみたくて、2年連続で梅干しを作っていたが、在庫が冷蔵庫のスペースをとっているので今年はお休み。
梅干しづくりはまた来年かな。

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