なんてことない 雑記 - チ。-地球の運動について-
「第26回手塚治虫文化賞」を受賞された時点であ、もうコレは…と分かっていました。
確実にアニメ化されそう、せえへん方がおかしいもん と。
『 チ。-地球の運動について- 』の一ファンとして受賞やアニメ化は喜ばしいことですが、私は好きな漫画や書籍に関しては ゴッリゴリの原作至上主義寄りのファン なので ちょっぴり複雑です。アニメ化を全否定してるんじゃなくて、原作至上主義による 愛ゆえに苦しみ 愛ゆえに悲しんでるサウザー理論 なのです。
更にもう一つ展開が見えたァるで、私の一番人気 ノヴァクさんの声優さんは津田健次郎さんなんでしょ !?
(この動画アップ時は4月でアニメ化のアの字もなかった頃のアフレコです、センスある〜。)
似合っているので全然問題ないけど一個だけ気になるのは【色気】ってワード、ノヴァクさんに色気はいらないかな。
津田健次郎さん自身が色気の塊なので、押さえようがないっちゃ ないのかもしれませんけど 🤣
ノヴァクさんは異教徒審問官として、異端者を割り出し追い詰め締め上げる仕事をしています。飄々として隙あらば手を抜きたいというゆるい性格ですが、仕事は相当出来るタイプの頼れるナイス&バッドガイです。仕事時は冷静で頭は回るし腕も立つ、そして家庭では娘を尊重し 目に入れても痛くないほど愛している良きお父さんってだけで最強じゃないですか。その上【色気】が加わっちゃうとキャラ設定が渋滞しますのでね、あくまで飄々&冷静でお願いします。
『 チ。-地球の運動について- 』は当時としては異端の考えゆえに主人公の交代が早く、どんなに主人公や時代が様変わりしても 各世代ごとに危険を承知で地動説を引き継ぐ物語です。裏の主人公は地動説と、それを否定をし続ける結果 数奇な人生を歩むノヴァクさんで間違いないでしょう。
私は単行本派なので残念ながら現時点では最終回を知りません、明後日の最新刊が楽しみであり 最終巻でもあるので寂しい気持ちでもあります。
アニメ化によってまた新鮮な気持ちで歴代の主人公たちに再会できるのでそれはそれでよいのかも、そして『 チ。-地球の運動について- 』名物 溢れ出る思想と熱量ゆえにコマを埋め尽くす圧倒的な台詞運びも声優さんたちの確かな技術で更なる熱量を帯びることでしょう。原作至上主義の私も何だか楽しみになってきました、早く見てみたいです。