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196雑用は上司の隣でやりなさい

いやらしいタイトルですが読んでみました。気になったトピックをご案内いたします。

お休みをもらってお土産を買ってくる文化が日本にはあると思いますが、事務所の端っこに蓋を開けてご自由にお取りください、とされてませんでしょうか。それでは意味があまりないです。普段話すことのない同僚等と一言二言会話を起こす良い機会なので一言添えて渡すようにしましょう。こんな内容が続きました。

〇生産性のない同期会が実は有益である理由

一見無益そうな普通の会話の情報が意外と使える。他の部署で起きた事件等は飲み会の恰好のネタになる。また幹事を積極的に担うことでお店を試験的に試すこともできる。

〇忙しいという言葉の危険性

身を守る言葉であるはずだが「忙しい」という言葉の定義は人によって様々。例えば19時まで仕事して忙しいと思っていても21時まで仕事をしている人からすればそうでもないし、飲み会に遅刻して「忙しくて」と言い訳すると、忙しいのはお前だけじゃないけどね、と思われてしまう。せめて状況を細かく説明すべき。

〇頭がいいキャラは百害あって一利なし

自分が不勉強で知らないだけでみんなは知っているはず、というスタンスで謙虚にわからないことは聞ける練習はしておくとよい。年を取れば取るほど恥ずかしくてわからないことを聞けなくなるので頭がいいキャラになってしまうと損することが多い。

〇教養のための読書は無意味

年に10冊は本を読もうみたいな話がある。好きな漫画を読むことは好きなのだからその時間事態に意義があるし、銀行員が半沢直樹を読むのは世間話として使えるのでこれも意味はある。しかし教養という言葉は結構曖昧で、その先に何をアウトプットすることになるか考えないと無意味になってしまう。

〇狙いすました怒ったフリで仕事量をコントロール

メガバンクはストレスフルで油断すると仕事を押し付けられることもある。怒る人はいるが一番怖いのは普段怒らない人が怒った時だろう。あなたが普段怒るタイプでないなら怒る、怒ったように見せるのは自分を便利屋にさせない、自分に仕事を振る時にはそれなりに理由がいる、というブランディングすることにつながる。

「まとめ」

まー銀行員が書きそうな内容でしたが、教養のための読書は少し刺さりました。私はオーディブルの月1500円サブスクをしていますが、月に1冊聞かないと教養のためにも「なんか聞かなきゃ」という気持ちになります。しかし悪くはないですがなんとなく聞いた宮部みゆきや池井戸潤はこなした感万歳で何のアウトプットにもつながらず、読んだという数にしか寄与しないという経験はあります。

また「忙しい」という言葉の危険性とは違いますが、パンパンに忙しい自分でいてはいけないな、とも思います。時間の余裕がないと、アウトプットにつながるインプット(読書であったり調べものや勉強)の時間確保が難しくなりますし、日中のミスの確率が高くなります。

さらに純粋に感動したい、思い切り笑いたいというモチベーションで時には映画を見たり、吉本新喜劇を見たりもしたいですし、それによって感性が磨かれることもあるのかなと思っています。

怒ったフリ、これは組織の人間として立ち振る舞う上では私もたまに社内で使いますね。経営者の皆さんもそんな場面があるものなのでしょうか。

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