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武蔵野美術大学 大学院造形構想研究科 クリエイティブリーダシップコース クリエイティブリーダシップ特論 第二会 小川悠さん 5月25日
1.小川悠さんとi.clubについて
今日クリエイティブリーダシップ特論の講師はイノベーションに関する教育やプロジェクトを提供する小川悠さんである。自己紹介をするときに「5+8+5+4+2+8」って謎として表示されてみんなに裏の意味を考えさせた。なんとか、すごく理系っぽいかなと思い、宮島達男の作品を思い出した。
引用:https://kknews.cc/culture/9xkmqpq.html
2012年小川悠さんは東日本大震災をきっかけに高校生と地域にイノベーションを中心に「VISION」と「MISSION」教育を提供するためにi.clubを設立した。小川悠さんから考えると、「VISION」とはだれもが自分の旗をたてられる社会で、「MISSION」とは「ⅰ」から生まれる問いをすべての10代に、ということ。後も様々なプロジェクトやコンセプトを紹介していただいてTEDx Talksにも参加したことがあってとても優秀では。
引用:http://innovationclub.jp/service/
プレゼンテーションの中で一番気づいたのは、やはり「イノベーション」に関する紹介で、私の考えにもよほど近くて共感した。
2.一体「イノベーション」とは?
イノベーションとは、人々の行動・習慣・価値観を変化させる新しいアイデアを生み出し、普及させ、新しい未来をつくること。(by 小川悠)
詳しく説明するために、雪かきという事例を挙げた。
普段人々にとって、雪かきをするのが辛くてお金を支払って除雪をさせて欲しいが、「ジョセササイズ」という協会は雪かきに「除雪は労働ではなく、エクササイズなんだ」という新たな意味を与えた。その結果、「辛い」から「楽しい」って考えに変わって新しい行動・習慣・価値観を変化させた。
引用:http://innovationclub.jp/service/
私には小川悠さんと近いが、脳からすぐ思い出した「イノベーション」とは「新しい意味を与える」ということ。言い換えると、既存の意味を覆し、物事に新たな意味を与えて人々の行動・習慣・価値観を変化させていくということ。やや抽象的話しなんだけど、「意味のイノベーション」を提出したロベルト・ベルガンティ教授がキャンドルを例として挙げてこのビデオを観れば前のはなしがわかるようになると思う。
これは、本当にこれからの時代に必要なチカラ。
以下の例も「意味のイノベーション」の意味を解釈できる
1.「BEATS」はヘッドセットに「ファッション」って意味を与える
2.「Instagram」は写真を撮ることに「友達とすぐ共有する」って意味を与える
3.迷い
先週三澤直加さんのプレゼンテーションが終わったあとで「サスティナブルなデザインとはどのぐらい持続可能な発展が続けるのか」って自分の迷いを書いて、 小川悠さんがやっている「i.club」はこの質問に一つの答えを与えるではないかと思う。
が、今回のプレゼンテーションで、気になる質問また生まれてここに書いて考え続かないと。
1.「未来をつくるアイデアを出すことが社会に役に立つ」という視点について私は賛成するが、学生たちは本当にこれが好きなのか?あるいは、イノベーションを起こすということに対して本当に興味持つのか?Youtubeを観るよりおもしろいか?(イノベーションを考えることがきっとつらいと思う笑)
2.高校生たちはイノベーション教育を受けて、卒業したら大学生、社会人段階でこういう考え方がどのぐらい時間続けられるのか?「自分のキャリアを考える」と「イノベーションをつくる」二つの問題はそれぞれの学生自分にとって、どっちが重要なのか?(どっちも未来の話しなんだけど)
大学院の私にとって、「イノベーションをつくる」ってことに対して:
そう、大切なチカラ
そう、大好き
そう、何度失敗しても自信満々続く