走れメロス(メロスじゃないけど)
教科書に乗るくらい有名な本だけど、作者が違うこの本。
森見登美彦さんってのは、映画化した
や
の原作者さんですね。
アニメ化した作品で言えば、
や
もあります。
暴君に立ち向かうべく友を人質に差し出し、自分は走る、という構図は同じですが、この主人公自分の為に走ります。
友のためではありません。
ただ、ただ自分の為に京都の町中を走るのです。
え?友は?助けないの??
その辺は読むとわかります(笑)
京都+アホ学生という舞台設定で走れメロスをするわけですからね。
大学演劇をみてるような疾走感。
短編でサラッと読めるのもいい所。
読書感想文には最適なんですよね。超おすすめです。